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ジャスティン・ビーバーとアッシャー、盗作疑惑で10億円の訴訟を起こされる

2013年5月8日
人気歌手のジャスティン・ビーバーと、彼の才能を見出したアッシャーが、デ・リコという名のミュージシャンから、自分の曲を盗作されたと、1000万ドル(約10億円)の訴訟を起こされたことが明らかになった。

米Prez Hiltonによると、デ・リコは、アッシャーがジャスティンをフィーチャリングした、2010年の大ヒット曲「Somebody to Love」は、自分が、作詞パートナーのマレイオ・オーバートンと共同で執筆し、2008年にリリースしたアルバム「My Story II」に収録した曲をコピーしたものだと主張。デ・リコとマレイオは、このアルバムをメジャー・レーベルや大物アーティストに持ち込んだそうで、アッシャーにもアプローチをかけたという。

裁判所に提出された書類には、「権限または許可を与えられたわけでもないのに、(アッシャーの母親でマネージャーの)ジョネッタ・パットンと、アッシャーは、ソングライターとプロデューサーたちと共謀し、原告の曲『Somebody to Love』をコピーした。原告の知的財産を、まるで自分たちのもののように盗んだ」と記されているとのことだ。

アッシャーは、「Somebody to Love」を、2010年にリリースしたアルバム「レイモンドバーサスレイモンド」のデモ曲としてレコーディングし、その後、ジャスティンがフィーチャリングとして参加したリミックス版がレコーディングされたと、デ・リコは主張している。

デ・リコと、マレイオは、ジャスティンとアッシャーを、著作権侵害、寄与侵害などで訴えており、1000万ドルの賠償金を支払うよう要求しているとのこと。また、ジャスティンとアッシャーたちが、曲の著作権に関して嘘の主張をしないよう、永久差止め命令も求めているとも伝えられている。
 
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