『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のキャサリン・ハイグル降板はなし

米ABCネットワークで放送中の人気ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』でイザベル・"イジー"・スティーブンス役を演じているキャサリン・ハイグルが降板すると、先週アメリカの一部メディアが報道したが、キャサリンはあと3シーズン出演するという契約を結んでいるため現時点での降板はありえないことが明らかになった。

今月始めに米ピープル誌などが、キャサリンが製作サイド（ABCタッチストーン）と出演更新契約金の額について折り合いがつかず降板を決心したと報道したが、キャサリンはこの情報をリークしたのは製作サイドなのではないかと強く非難。あと3シーズン出演するという契約を一番初めに結んでしまっているため降板は出来ず、また出演料アップの交渉も「仕事ぶりを評価してもらいたかっただけ。でも敬意も何も示してくれないから、これ以上しない」と発表した。

『グレイズ～』は、ゴールデン・グローブでドラマ・シリーズ部門の作品賞を受賞。高視聴率をキープしている人気番組でスピンオフも製作されることが決定したが、撮影裏ではいざこざが多く、内部のいざこざが常にリークされるていることでも注目を集めている。

今回の件についても、「キャサリンの出演料交渉が決裂したのをリークしたのは、彼女のマネージャーや事務所」という情報や、「ケイト・ウォルシュ演じる外科医アディソン・シェパードを主人公としたスピンオフ番組が製作される件についてもキャサリンは不満に思っていた」という情報などが流れ、これに対して憤慨したキャサリンがこれらの噂を全名否定するため発表に踏み切ったと見られている。