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「サブリナ」メリッサ・ジョーン・ハート、映画制作資金を募るも寄付金あつまらず企画倒れに

2013年5月17日
人気海外ドラマ「サブリナ」の女子高生魔女役で知られる女優メリッサ・ジョーン・ハート(37)が、映画制作の資金を募るべく、資金調達を行うサイト「Kickstarter」にて寄付を呼びかけていたが、締切日までにあまり寄付金が集まらず、失敗に終わったことがわかった。

現在、米ABC Familyにて放送されているシットコム「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?」に出演しているメリッサは、「DARCI’S WALK OF SHAME」という作品の映画化及び主演を務めることを熱望。先月、「Kickstarter」にて制作資金を募るため、キャンペーンページ(寄付を呼びかける募金ページ)を公開。5月26日までに200万ドル(約2億円)を集めるという目標金額を掲げていた。

米E! Onlineによると、メリッサの企画に賛同するものは315人いたそうだが、集まった金額は51605ドル(約516万円)という目標金額にはほど遠いものだった。そんなこともあり、メリッサは、「DARCI’S WALK OF SHAME」の映画化企画を正式にキャンセル。「もう一度、楽しいロマコメものをやるチャンスがほしいの」と語っていたメリッサの夢は実現しなかった。

なお、同時期に俳優ザック・ブラフ(「Scrubs~恋のお騒がせ病棟」)が寄付を呼びかけていた映画企画は見事目標金額200万ドル(約2億円)を集めることに成功。明暗を分けた。

人気海外ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」に出演していたクリステン・ベルらが、同作の映画化を実現するために「Kickstarter」で制作資金の寄付を呼びかけ、たった10時間ほどで目標金額を達成するという快挙を成し遂げたことを皮切りに、ハリウッド業界から高い注目を集めることとなった同サイト。しかし、セレブとはいえ必ず成功するわけではないということを今回メリッサは実証してしまったようだ。