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ヘレン・ミレンが「女王」の格好で末期患者の少年と面会! 少年の願い叶える

2013年5月22日
(左から)へレン・ミレンとオリバー君(左から)へレン・ミレンとオリバー君
英The Sunより
オスカー女優へレン・ミレンが、エリザベス女王の格好をして、10歳の末期患者の少年と面会。「エリザベス女王と一緒にお茶をしたい」という少年の最後の願いを叶えたと英The Sunが伝えた。

ダウン症で癌を患っている10歳の少年、オリバー・バートン君の願いは、バッキンガム宮殿で女王に会うこと。しかし、本物のエリザベス女王は多忙のためにオリバー君との面会は実現に至らなかったという。

そこに、現在ロンドンで公演中の舞台「The Audience」でエリザベス女王2世を演じている女優のヘレン・ミレンが名乗りをあげた。

ヘレンは、オリバー君の願いを叶えるために、彼を自身の舞台に招待。公演後には、彼をバックステージへ招き入れ、エリザベス女王に扮したヘレンが、喜ぶオリバー君にナイトの称号を授けたとのこと。

ヘレンは英The Sunにオリバー君との面会を、「彼のような勇敢な少年に出会えたことは、本当に喜ばしいことであるとともに光栄なこと」だと振り返った。

父親のジェームズさんは、「彼女は面会の間ずっと、エリザベス女王を演じ続けていました。本当に素敵な方です」と面会時のヘレンを振り返る。オリバー君はそんなヘレンを、本物の女王だと思ったほどで、両親はヘレンにとても感謝しているという。

3歳の時から癌と戦い続けてきたオリバー君の願いを叶えてあげたヘレン。オリバー君にとって素晴らしい思い出となったことだろう。
 
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