元「デスチャ」のケリー・ローランドがステージで号泣！　背景にはビヨンセへの複雑な思いが？[動画あり]

大人気ガールズグループ「デスティニーズ・チャイルド」の元メンバー、ケリー・ローランド(32)が、ステージ上で涙を見せた。

ケリーはビヨンセ(31)、ミシェル・ウィリアムズ(32)らとともに、「デスティニーズ・チャイルド」として活躍。「デスチャ」が2005年に解散した後も、度々グループは再結成し、ファンを喜ばせてきた。また、「デスチャ」在籍中の2002年からソロ歌手としての活動を続ける彼女が、米人気オーディション番組「X ファクター」の来期(シーズン3)に審査員として登場することは、大きなニュースとなった。

ケリーは今月26日、アメリカのワシントンの音楽イベントに登場。新曲「Dirty Laundry(原題)」を披露した。

【動画】ケリー・ローランド「Dirty Laundry」


しかし動画4:20ごろ、感極まったのか、ケリーはステージ上で泣き出してしまう。客席から沸き起こる「ケリー」コールに持ち直し、再び歌いだす姿は印象的だ。

米PerezHiltonによると、ケリーは以前に、この曲を歌うことはとても難しいと話している。その理由は、彼女の“姉妹”であるビヨンセとの複雑な関係や、彼女への思いなど、個人的な感情が込められているからだとしていた。

「私の妹がステージで、観客をバカみたいに魅了している間、私はバカみたいに切れていた」という歌詞に象徴されるように、ケリーの中には、長らく「デスチャ」のセンターとして扱われてきたビヨンセへの複雑な思いがあったのだろうか。


しかしグループが解散して8年、今年2月に「デスティニーズ・チャイルド」は、第47回スーパーボウルのハーフタイムショーで、一夜限りの再結成を果たした。そしてうれしいことに、ビヨンセとミシェルは、ケリーの今年6月発売予定の新作アルバム「Talk a Good Game(原題)」に収録される「You Changed(原題)」という曲にゲストボーカルとして参加。今度は1曲限りの「デスチャ」復活を見せている。

【動画】ケリー・ローランド featuring Beyonce and Michelle「You Changed(原題)」


3人のハーモニーを懐かしい気持ちで聞くファンも多いだろう。過去を吹っ切り、歌手以外の道へ進出も果たしたケリーの、今後の活躍を願おう。