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「ドクター・フー」11代目ドクター、マット・スミスがクリスマスエピソードを最後に降板が決定

2013年6月3日
今年で50周年を迎えるイギリスの人気番組「ドクター・フー」で11代目ドクターを演じているマット・スミスが、今年のクリスマス・スペシャルを最後に、ドクター役を降板すると英BBCが正式に発表した。

イギリス本国、オーストラリア、アメリカだけで7,700万人が視聴する人気ドラマの主役、ドクターを2010年より演じてきたマット・スミスは、英BBC公式サイトで、降板について次のように述べている。

「『ドクター・フー』への出演は、俳優として、男子として、本当に素晴らしい体験でした。それも、共演者に撮影スタッフ、そして番組のファンのみなさんのおかげです。番組の様々な要素をカタチにし、視聴者のもとに届けるために、疲れも見せず毎日働いている共演者と番組スタッフにはとても感謝しています。彼らの多くは、僕の良き友人となってくれました。そして、この4年間で僕たちが成し遂げてきたことを、僕はとても誇りに思います」

番組の製作総指揮、脚本を手掛けるスティーブン・モファットにも感謝を述べ、「ドクター・フー」はマットのキャリアのなかでも一番やりがいのあることだったと語る。

また、「ドクター・フー」を愛してくれている世界中のファンたちには「この番組のファンは今まで僕が見たことがないぐらい、番組に尽くしてくれている。本当に素晴らしいことだ。11代目ドクターとして僕を支えてくれてありがとう」と格別の感謝を示している。

モファットは、「マット・スミスは常に私を驚かせてくれました。セリフの話し方に彼の動き、物事を可笑しく表現したかと思えば、私を泣かせてくれる。次に何がやってくるのか予測できませんでした。ドクターは道化師にも、ヒーローにもなれるが、マットはそんな難しい挑戦にも進んで挑んでくれました。番組に対する大きなプレッシャーがあったにもかかわらず、彼は私が出会った人のなかでも勤勉で素晴らしい性格の持ち主です。私たちが何をやらせても、彼の振る舞いはドクターにふさわしいものでした」と4年間のマットのドクターとしてのキャリアを賞賛している。

マットが出演する「ドクター・フー」のエピソードは残すところ2つ。11月23日に放送予定の50周年特別エピソードと、クリスマス・スペシャルとなる。

多くのファンに愛されてきたマット・スミスの降板を受けて、降板を悲しむファンの声が多くあがっている。イギリスのメディアでは次の12代目ドクターが誰なのかと予想を既に始めているものもある。次のドクターも気になるが、マットの有終の美を飾る残り2エピソードの放送が待ちきれない。

マット・スミス降板に関して、BBCはマット・スミスのビデオ動画を近日公開する予定だ。
 
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