ベテラン女優ヘレナ・ボナム＝カーターがエリザベス・テイラー伝記映画に挑む！ 初ショット公開

ヘレナ・ボナム=カーター(47)が、2011年に亡くなった大女優エリザベス・テイラーを演じるテレビ映画の第一弾ショットが公開された。

全身黒い衣装に身を包んだいかにも恐ろしい闇の魔女。巨大な頭が特徴的な、真っ赤な女王様。パンチの効いた極彩色衣装の女医。パートナーであるティム・バートンの影響か、ド派手な衣装でスクリーンに登場することの多い、“コスプレ女優”ヘレナ・ボナム=カーター。

しかし今回公開された、彼女が故エリザベス・テイラーを演じるテレビ映画の第一弾ショットでは、また一味違うヘレナの魅力が堪能できるようだ。“素顔”に近いヘレナは、往年の名女優に負けないほど美しい。

ヘレナがエリザベス・テイラーを演じるテレビ映画の製作は、今年2月に発表された。英BBC政策の伝記ドラマは、エリザベスとW不倫の末に結ばれた、俳優のリチャード・バートンとの恋路を描く予定で、タイトルは「Burton & Taylor(原題)」。相手役リチャードには、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」でジミー・マクノルティ役を演じたドミニク・ウェストが選ばれ、今回公開されたショットでも、仲のよさそうな「バートンとテイラー」を演じている。

エリザベス・テイラー(1932-2011)は、「バージニア・ウルフなんかこわくない」をはじめ、二度アカデミー主演女優賞を獲得したほか、数々の名作に出演した名女優。たぐいまれな美貌と、奔放な恋愛スタイル、派手好きとしてよく知られていた。2011年3月に79歳で永眠。

なお、エリザベス・テイラーの伝記映画としては、昨年11月に米Lifetimeがテレビ映画「Liz & Dick」として制作・放送。お騒がせ女優として日々タブロイド紙をにぎわせているリンジー・ローハンが主演し、話題を呼ぶものの、批評家や視聴者から酷評され散々な結果に終わった。

今回、新たに制作される「Burton & Taylor」で、ヘレナがベテラン女優ならではの演技を見せ、リンジーとは格が違うところを証明できるかどうか注目だ。