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「スタトレ」ジョージ・タケイのフェイスブックは、ゴーストライターが書いていた!?

2013年6月14日
映画「スタートレック」シリーズで知られる日系人俳優ジョージ・タケイ(76)のフェイスブックページへの書き込みは、自分が書いたものだと主張する“ゴーストライター”が現れた。

ジョージ・タケイはアメリカ、ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人2世。戦後、俳優として頭角を現し、もっとも有名な日系人俳優のひとりとなった。また、俳優業の傍ら、日米の文化交流において重要な役割を果たし、またアメリカにおける日系人の社会的地位向上にも大きく貢献している。

1966年にテレビドラマシリーズ「宇宙大作戦(原題:Star Trek)」として開始され、映画が何作も製作された「スタートレック」シリーズに出演し、そこで演じたヒカル・スールー(国内版ではヒカル・加藤)役は、彼の代名詞となっている。

そんなジョージのフェイスブックページは、現在(6月14日)まで419万人から「いいね!」を集めており、ウィットに富んだジョージの書き込みには、1000件ほどのコメントが集まることもある人気ぶりである。しかしこのページを、ジョージ本人ではなく、ゴーストライターとして自分が更新していたと名乗る男が現れたことを、米TVGuideが報じている。

同メディアによれば、新人コメディアン、リック・ポライトが、インタビューの中で「ジョージのフェイスブックに、1件10ドル(約1000円)で書き込んでいた」と話し、これがファンによってツイッター他、様々なソーシャルメディアによって拡散され、話題となっている。

だがこれに対して、ジョージ本人は、米ニュースサイトWiredに「すべて事実無根である」と反論している。

「ぼくのFBがなんだって? ブラッド(ジョージの夫)に助けてもらってやってるんだよ」と、すべての書き込みは、自らによるものであると主張。

「大事なことは、ぼくの書き込みはファンの笑顔や、くすくす笑いに支えられてるってことだ。これがぼくたちが成長を続けていく秘訣さ」

一方でジョージは、自身が旅に出ているときは、スタッフがおもしろい写真やコメントを投稿したり、ジョージがすでに書いた感想などを、掲載することはあるという。しかし、「コメントは自分のもの」と改めて彼は強調している。

「(書き込みは)確実に自分のものだ。保証するよ」

これを受け、事の発端となったリック・ポライトは、ジョージと夫のブラッド・アルトマンに謝罪している。

「私はただ自分の本について書かれている記述を探していたといっただけで、何かを暴露しようなんていうつもりはありませんでした。私はジョージのページを更新していませんし、彼と直接連絡をとることもありません。私はちょっと悪ふざけのメッセージを送ってしまったんです。それで注目されてうれしかったんです」

つまり今回の件は、この男のまったくの、でっち上げだったようで、ジョージはとんだ濡れ衣を着せられるところだったようだ。ただ、ジョージがフェイスブックを通じてファンと真摯にコミュニケーションをとっていることが改めてはっきりしたことは、ファンにとってちょっとうれしいニュースだったかもしれない。

話題となったジョージ・タケイのフェイスブックページ
 
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