Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

巨匠アル・パチーノがアルコール依存症を告白! 理由は「有名すぎたから」

2013年7月2日
人気マフィア映画「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られる大御所俳優のアル・パチーノ(73)が、長年アルコール依存症に苦しんできたことを告白した。

複数メディアが報じたところによると、アルが派手にアルコールを飲むようになったのは、彼がまだ22歳の時。ほぼ同じタイミングで母と祖父を亡くし、頼れる人が近くにいなかった中で、映画「ゴッドファーザー」が爆発的人気に。一気に有名になった彼は、どうやってその名声と向き合えば良いのかわからず、結局アルコールに走ってしまったのだそうだ。

「大体の若い人は、家に誰か支えてくれる家族がいるよね。でも僕にはいなかったんだよ」と話すアルは、当初は業界での付き合いから飲酒を始めたものの、次第にのめり込んでいってしまったことを明かした。「みんなから気付かれることや、質問攻めにあうこと、世間の注目を浴びることが嫌だったんだ」と、若くして成功した者ならではの悩みをこぼした。

その後、自らアルコール依存症克服のための共同体である「アルコホーリクス・アノニマス」に参加。時間はかかったが、今はサッパリ依存症を克服した。

「もし母が生きていたら、僕がこんなに有名になったことを知って驚くだろうね」と語るアルは、実は11才の頃にはすでに、友人たちの間で「俳優さん」と呼ばれていたという。

そんな才能を若くして見出され、誰もが羨む成功を手にした巨匠でも、時には孤独に耐え、他の人には言えない悩みを抱えてきたようだ。古希を過ぎてもまだまだ現役の巨匠、アル・パチーノ。「今ならみんなからの注目も、とても楽しく受け入れられると思う」と話す彼には、これからも様々な映画でその名演を見せてほしい。