「glee」カート父役M・オマリーが故コーリー・モンテースを偲ぶ「彼は番組のクォーターバックだった」

今月13日、カナダ・バンクーバーのホテルで亡くなった人気海外ドラマ「glee/グリー」フィン役コーリー・モンテース(享年31)。彼の死後、番組共演者はもちろん、多くのセレブが悲しみのコメントを発表する中、番組内でフィンの義兄弟、義父を演じたクリス・コルファーとマイク・オマリーもそれぞれ、コーリーについてついに語った。

クリスは26日、自身のツイッターにコーリーとのツーショット写真をアップ。「一緒に受けたインタビューで変な質問をされたときの表情や笑顔を忘れないよ。相棒、君がいなくて恋しいよ」とコーリーの逝去を悲しむコメントを寄せた。

一方、クリス演じるカート・ハメルの父で、のちにフィンの義父となるバート・ハメル役を演じたマイク・オマリーも亡きコーリーについて語った。

「彼は番組でクォーターバックを演じていたけど、実際に『glee』の撮影現場でもクォーターバックだった。彼は信じられないほど暖かい男で、オリジナルキャストから最近入った新しい人まで、みんなを歓迎していたよ」

米NBCの新作コメディ「Welcome to the Family(原題)」に出演中のマイクは、現在、週5日を同作の撮影に費やしている。多忙を極めているマイクだが、本人は「glee」シーズン5の第3話で描かれる、コーリーの追悼エピソードへの出演を熱望しているようだ。

「バートは僕にとって、とってもとっても重要な役なんだ。コーリーの逝去と彼のキャラクターを讃えるために、朝早くても、深夜でも、土曜日でも日曜日でも構わないから、参加したいって言ったんだ。彼はあの番組で僕の義理の息子だったから、僕は絶対その場にいようって計画しているよ。彼らは僕らの撮影が休みの間、そのエピソードを撮影しようと考えていると思う」

先日、「glee」を製作する20世紀フォックス・テレビジョンは、米ロサンゼルスのパラマウント・スタジオ内で追悼式を行った。「glee」クリエイターのライアン・マーフィーと共演者で恋人のリー・ミッシェルの呼びかけにより、キャスト、スタッフ、プロデューサーたちが総勢150名も集まり、彼を失った悲しみや思い出話、音楽を分かち合ったと伝えられている。