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「24」キーファー・サザーランド禁固48日の実刑判決

2007年10月11日
米FOXネットワークの大ヒットドラマ「24」で主役のジャック・バウワーを演じているキーファー・サザーランドが先月25日に飲酒運転で逮捕され、2004年の飲酒運転保護観察処分に違反した罪と共に起訴されていた件の裁判がアメリカ現地時間9日に行われ、48日間の収監となった。

起訴された件に対してキーファーは異議申し立てを行わなず、裁判所には弁護士のブレア・バークのみが現れ司法取引をした結果、飲酒運転をした罪で禁固30日間、前回の飲酒運転保護観察処分中の違反行為罪で禁固18日間が言い渡された。他にも18ヶ月のアルコール教育プログラムへの参加と、週に一度のアルコール・セラピーを6ヶ月間受けることが命じられている。

アメリカではセレブが実刑判決を受けた際、実際に服役する期間は短期間で終了するケースが多いが、キーファーは受刑者が多すぎるなどを理由にしたセレブ優遇は一切受けないことも司法取引に加えられているとのことだ。

正式な判決は今年の12月21日に下され、直後から18日間の服役を開始するとのこと。この日は「24」の冬季撮影開始日でもあるが、ネットワークは今後の撮影スケジュールに影響なしと発表している。

また、18日間の服役終了後から2008年7月1日までの間に残りの30日間の服役を終えることが言い渡されており、5年間の保護観察処分、罰金、運転免許停止も受けるとのこと。

司法取引を行った弁護士のブレアは、昨年メル・ギブソンが逮捕された際も担当した有名弁護士で、リンジー・ローハンなど多くのセレブ・クライアントを持つ。
 
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