ジャスティン・ビーバー、崇拝するマイケル・ジャクソンのネバーランド購入を検討中!?

世界中の少女たちを虜にしている人気歌手のジャスティン・ビーバーが、2009年に他界したマイケル・ジャクソンの夢の国ネバーランドに興味を示しているという。

英サンデー・ピープル紙によると、マイケル・ジャクソンの大ファンであるジャスティンは、先週、スタッフをカリフォルニア州ロス・オリボスに向わせ、いくつかの広大な施設を視察させたとのこと。ロス・オリボスは、ジャスティンが住んでいるカラバサスから車で2時間離れた町で、にぎやかなロサンゼルスの中心部とは正反対の静かな町である。ジャスティンのマネージメント・チームは、荒れた生活を送っている彼を心配しており、静かな場所で落ち着いてほしいと、ロス・オリボスのネバーランドを勧めたという。

同紙は、「ジャスティンは、このところ、トラブル続き。ロサンゼルス中心部から離れ、静かに暮らせる場所に移り住むことが、一番よい問題解決法だ」「ジャスティンのマネージメント・チームは、彼のことをとても心配しており、落ち着いたハッピーな生活を送ってほしいと願っている。そのためには、都市部から数時間はなれた、パパラッチなどにしつこく追い掛け回されることのない田舎町に移るのが一番だと気がついたのさ。ネバーランドは売りに出されているし、ジャスティンがネバーランドに住むのを嫌がるはずがない。マイケル・ジャクソンは、彼のアイドルなのだから」という消息筋の話を紹介している。

ネバーランドは、修復しなければならない箇所がたくさんあり、すぐには入居できないようだが、ジャスティンが崇拝しているマイケル・ジャクソンのネバーランドを購入する可能性は高いのではないかと伝えている。

19歳のジャスティンの資産は、推定約1億ポンド(約153億円)。400万ポンド(約6億円)したと伝えられるカラバサスの豪邸から、ネバーランドに移り住むことは、難なくできると同紙はみている。

マイケルは1988年、カリフォルニア州サンタバーバラ近郊に3,000エーカー(約367万坪)の広大な土地を購入。東京都にある千代田区の面積とほぼ同じであるこの地に、列車の線路を敷き、動物園、遊園地を作り、「ピーターパン」の舞台である“大人にならない島”をイメージして「ネバーランド」と名付けた。

しかしマイケルはこのネバーランドを担保に投資会社から借りた2300万ドル(約20億円)が支払えなくなり、2008年に投資グループのシカモア・ヴァレー・レンチ・カンパニーが、この2300万ドルの債権を購入。マイケルの3人の子供たち(プリンス、パリス、ブランケット)と母親のキャサリンも株を持っているため所有権はあるのだが、手付かずの状態で荒れ放題になっている。

これまでにもビヨンセやレディー・ガガがネバーランド買い取りに興味を示していると報じられたが、実現には至っていない。マイケル・ジャクソンを深く尊敬し、マイケルの子供たちとも交流のあるジャスティンがネバーランドを買収することは本当にあるのだろうか?