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クリス・ブラウン、あて逃げ容疑は晴れたものの奉仕活動を1000時間追加される

2013年8月20日
2009年に当時交際していた人気歌手リアーナに暴行を加えたDV事件で有罪判決となり、現在、保護観察期間中であるクリス・ブラウンが、8月16日、裁判所から命じられていた奉仕活動の時間を偽って報告していたとして、さらに1000時間、奉仕活動するように命じられた。

リアーナへのDV事件で有罪となり、2014年8月まで保護観察期間となっているクリス。この期間中に問題を起こせば、「保護観察期間中の違反行為」とみなされ、重い罪が科されたり、期間が延長されるケースが多く、リンジー・ローハンのように泥沼にはまる人も少なくない。クリスは、DV事件で、180日間(1440時間)の奉仕活動が科せられたが、今年2月にその奉仕活動の時間を、実際に行った時間よりも多く報告していたことが発覚。5月にはロサンゼルスであて逃げを起こしたという容疑がかけられ、7月には裁判官により運転免許が剥奪。クリスは無罪を主張したが、あて逃げで有罪になれば、厳しい罪が科せられるのだろうと注目されていた。

米TVガイドによると、裁判官は、あて逃げ容疑での起訴については棄却したが、奉仕活動を偽ったことは見逃せないとし、奉仕活動時間を1000時間追加すると命じた。これまで実際に行った奉仕活動の時間もカウントしないとのことで、今後は、ロサンゼルス郡当局者の監視のもと行わなければならないという条件がつけられた。高速道路や海岸の清掃、落書きの清掃、その他の奉仕活動など、選択肢はあるとのことだが、ロサンゼルス郡当局者の監視がつくということは、これまで許可されていた故郷バージニア州で奉仕活動ができなくなるということ。パパラッチ人口の多いロサンゼルスのみでの奉仕活動をしなければならないのは、クリスにとって厳しいものだと見られている。

なお、今回、奉仕活動時間が追加されたことで、保護観察期間は延長されることはなくなったそうで、このまま順調にいけば、来年の8月には保護観察は終了する予定となっている。

 
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