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第70回ベネチア国際映画祭開幕! 映画「ゼロ・グラビティ」大盛況でG・クルーニー、S・ブロック感激

2013年8月29日
サンドラ・ブロック(左)、ジョージ・クルーニーサンドラ・ブロック(左)、ジョージ・クルーニー
(c) Getty Images
12月13日(金)より公開となる、サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー共演作「ゼロ・グラビティ」が、第70回ベネチア国際映画祭のオープニング作品として世界初上映された。

舞台は無限に広がる宇宙。本作は、無重力の空間≪ゼロ・グラビティ≫に放り出されるという想像を絶する極限的状況に置かれた人間に襲いかかる究極の絶望と、その中で生を渇望する強き女性の姿を見事に描き出す、体感型スペース・サスペンス・エンターテイメント大作。12月13日(金)より3D/2D同時公開。

そして遂に、世界の注目が集まる本作が、現地時間8月28日(水)に、第70回ベネチア国際映画祭のオープニング作品として世界初上映された。オープニングセレモニーとして、華やかなるワールドプレミアが実施された。

上映前の記者会見では、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、そしてアルフォンソ・キュアロン監督らが登壇。記者会見場は立ち見が出るほどの人で埋まり、作品への注目度の高さを伺わせた。

これまでベネチアに何度も参加し、イタリアで大人気のジョージ•クルーニーが会見場に入ってくると拍手と歓声が。またサンドラ•ブロック、監督にも大きな拍手が沸き、映画が批評家たちに好評価されたことを物語った。

キュアロン監督は本作の見どころについて、以下のようにコメント。宇宙空間での重力のない状態の映像表現や演技がいかに困難だったかに関心が集まった。

「このストーリーはまず、ほとんど二人しかキャラクターが登場しないのがユニーク。想像を絶する困難な環境を通して、彼らが大きな旅を経験するのが魅力だと思った。たとえ宇宙空間の話でも観客が感情的にキャラクターたちに親近感を感じられることがポイント。またドキュメンタリーではないので、映像表現には自由があったが、その一方でできる限りディテールの正確さを求めたかったので多くのリサーチをした」

ジョージは、役作りについて「サンドラと一緒にヨガに励んだんた(笑)」とお得意のジョークで答えると、会場には一気に笑いが。「サンドラの方が僕よりずっと大変だったと思うよ。僕はただ酔っぱらっていただけさ」と上機嫌。さらに、もっとも大変だったのは“身体はスローに反応しなくちゃならないのに、セリフは早く喋らなくてはならないこと”だとして、サンドラの演技に学ぶところが大きかったことを明かした。

夜のオープニング上映では、開幕の数時間前から会場前には人が集まり始め、1時間前には周りは人垣で埋まるほど。今年の審査員長ベルナルド•ベルトルッチをはじめ坂本龍一ら、審査員メンバーが揃ってレッドカーペットを上った後、最後にオープニング作品「ゼロ・グラビティ」のキャスト•スタッフが登場。ベネチア映画祭がSF3D映画で開幕するのは今年が初めて。まさにその記念すべき年にふさわしい盛り上がりとなった。

映画「ゼロ・グラビティ」は、12月13日(金)全国ロードショー(3D/2D同時公開)。

© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.



■ ストーリー

地表から600km上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。スペースシャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット(ジョージ・クルーニー)の二人は、無重力空間《ゼロ・グラビティ》に放り出されてしまう。漆黒の宇宙で二人をつなぐのは、たった1本のロープのみ。残った酸素はあとわずか。地球との交信手段も断たれた絶望的状況下で、二人は果たして無事生還することができるのか…!?


■ 公開情報

「ゼロ・グラビティ」
12月13日(金)全国ロードショー<3D/2D同時公開>

公式サイト://zerogravitymovie.jp/
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.


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