インタビュー中のエミネムの目が完全にイッちゃってる件　本当にヤバイのか? 演技なのか？[動画あり]

アメリカンフットボールと言えばプロリーグのNFLが有名だが、米国では、カレッジ(大学)フットボールも引けをとらない人気を誇る。ミシガン州アナーバー市では、現地時間9月7日、ノートルダム大学VSミシガン大学の試合が行われた。その生中継番組に、グラミー受賞ラッパーのエミネムが出演したのだが、インタビュー最中のあまりの不審な様子に、またドラッグを使用しているのではないかなどの憶測がアメリカ国内で飛び交っている。

このインタビューでエミネムは、本名の「マーシャル・マザーズ」として紹介されており、フットボール番組でも使われる予定のニュー・シングル「BERZERK」のミュージックビデオを初めてお披露目するために出演した。

【動画】アブナイ人!?　波紋を呼んでいるエミネムのインタビュー


ところが、インタビュー冒頭の20秒ほどのエミネムは、口をぽかんと開け、虚空を見つめながら頭を左右に動かすばかりで、アナウンサーの声が耳に入っているようには見えない。そしてふと我に返ると、「ソーリー。生中継はちょっと苦手でね。で、質問はなんだったっけ?」と、打って変わって真顔になる。

11月にリリースされる新作アルバムについても、どこが一番気に入っているかと聞かれると、「どこも」と素っ気なく答える。エミネムが本気なのか冗談なのか分からず、アナウンサー二人も曖昧な笑みを浮かべるしかない。

しかし、デトロイトにゆかりの深いエミネムは、NFLのデトロイト・ライオンズの大ファンでもあり、アナウンサーに次のライオンズ戦のことを聞かれると、「予想を言うと縁起が悪いから言いたくないんだけど。。。でもライオンズが勝つよ」と、少しだけ会話に乗り気な様子も見せる。

スポーツとはほど遠い感じの、なんとも不思議なマッタリ感をあらわにしているエミネムに、アメリカでは、「またドラッグに手を染めているに違いない」「まさにBERZERK(語源のberserkは「発狂した」という意味)」というような否定的な意見が続出。だが、「エミネム独特のユーモアが分からないのか」「ファンなら、エミネムのいたずらだって分かるはず」という声が上がっているのも事実だ。

過去に、鎮痛剤などの処方薬を主とした自身の薬物中毒について明らかにしているエミネムだけに、今回の一件はただの冗談であることを願わずにはいられない。