「ブレイキング・バッド」スピンオフドラマ企画が実現へ

人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフドラマが制作されることになった。

米Varietyによると、放送局AMCとソニー・ピクチャーズTVは「ブレイキング・バッド」のスピンオフドラマ「Better Call Saul(仮)」の企画をこのまま進めることを発表。放送局とスタジオ側は、1時間ドラマのライセンス契約を結んだことを発表した。あとは、番組の正式発注が待たれるのみとなった。

スピンオフドラマ「Better Call Saul」は、ボブ・オデンカーク演じる弁護士のソウル・グッドマンを主人公にした作品。ブライアン・クランストン演じるウォルターの弁護士になる前の物語が語られることになるようだ。

「ブレイキング・バッド」のソウルは、ウォルターとジェシー(演:アーロン・ポール)から麻薬取締局につかまったバジャー(演:マット・ジョーンズ)の弁護を依頼されるという役どころで、シーズン2第8話「ソウルに電話しよう!」を謳い文句にう顧客を集めている、いかがわしいが有能な刑事弁護士。番組のお笑い的存在として人気を集めている。

「ブレイキング・バッド」のクリエイター、ヴィンス・ギリガンは、スピンオフの制作にも携わる予定となっており、「ブレイキング・バッド」でソウルを演じたボブも「ヴィンスが携わるのであれば、喜んで番組に参加したい。だって、絶対に素晴らしいものが出来上がると分かっているからね」と話している。

「ブレイキング・バッド」は全米でファイナルシーズンが放映中。ファイナルエピソードは9月29日放送予定。