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映画俳優組合スト決行なれば業界は深刻な状況に

2008年3月17日
映画俳優組合(SAG)が今夏にストライキを決行した場合、全米脚本家協会(WGA)のストライキ以上にテレビ業界に深刻な影響を与えることになるだろうと報じられた。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、アメリカ現地時間3月13日にニューヨークで開催されているマグロヒール社の2008年度メディア・サミットで、格付け情報機関スタンダード&プアーズのクレジット・アナリスト、ヘザー・グッドチャイルドが「SAGがストライキを決行する可能性は40~50%だろう」とした上で、もしSAGがストライキに入った場合、WGAのスト以上に大きな影響をTVドラマ/コメディは受け、代わりにストの影響がないニュース番組、トーク番組、ゲーム番組を中心にネットワークが放送プログラムを組めば、深刻な視聴者離れを引き起こすことになるだろうとの見解を示した。

また、その結果若い層はテレビ・エンターテイメントに見切りをつけYouTubeやデジタルコンテンツへと移行してしまうだろうとも述べている。

SAGと全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)との契約が切れるのは6月30日で、早ければ4月の第1週目に公式契約更新交渉を開始する予定。