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「ER」エリック・ラ・サルまでも降板か?

2001年7月27日
人気ドラマシリーズ「ER 緊急救命室」の第1シーズンからのレギュラーであるドクター・ベントン役のエリック・ラ・サルがそろそろ番組降板を考えているという。

ちょっと短気だけど情熱やのドクターベントンを今まで7年間好演してきたラ・サル。しかし最近は俳優業の傍ら、インディー映画の監督に力を入れてきている。この夏は「Crazy as Hell」というインディー映画のメガホンを取り、現在撮影中。いずれは俳優業より監督業のほうを中心に活動したいということで、「ER」の出演料を減らすか、降板するかという状態になっているという。

番組開始から7年経った今も常に高視聴率をマークしている同番組は、ここ2、3年でキャストの入れ替わりがあった。ドクターロス役だったジョージ・クルーニーは第5シーズンで降板し、現在は映画スターとして登りつめている。そのドクターロスのガールフレンドのキャロル役のジュリアナ・マルグリースも第6シーズンで降板。そして、今後はドクターグリーンのアンソニー・エドワーズも来シーズン一杯で降板することを発表している。結局第1シーズンから残るのはこのまま行くとドクターカーターのノア・ワイリーだけになりそうだ。

常に変化を遂げながらも人気をキープしてきた「ER」。ラ・サルの降板は残念だが、彼の監督としてのキャリアに期待したい。
 
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