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サシャ・バロン・コーエン、栄誉ある式典で老女を殺害するブラックコントを披露し、批難殺到

2013年11月12日
ブラックユーモアを得意とするイギリスの喜劇役者でトラブルメーカーとして知られるサシャ・バロン・コーエンが、11月9日に開催されたBAFTA LA ブリタニア・アワード2013の授賞式で、とんでもないブラックコントを披露し、批難の声が相次いでいる。

ブリタニア・アワードは、英国アカデミー賞主催で1989年にスタートした名誉ある賞。今年はジョージ・クルーニーやイドリス・エルバ、ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・キングズレーやキャスリン・ビグロー監督らが賞を獲得し、式典を盛り上げた。

そんな中、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」などのヒット作の脚本、主演、製作を手がけてきたサシャは、チャーリー・チャップリン賞を受賞。プレゼンターのサルマ・ハエックは、車椅子に座った87歳のグレース・コリングトンという老女と共に登場し、「グレースは、5歳のときにチャーリー・チャップリンとサイレント映画で共演しました。彼女はチャーリー・チャプリンと一緒に映画に出た役者の中で、唯一の生き残りなのです」と紹介。グレースは、チャーリー・チャプリン賞の受賞者に贈られるステッキを持っており、ステージに上がったサーシャに笑顔で手渡した。

【動画】栄誉ある式典で老女殺害のパフォーマンス


嬉しそうにステッキを受け取ったサーシャは、おどけながらチャップリンの真似をしてぐるっと歩き、ステッキに寄りかかりポーズを取るのだが、なんとステッキがボキッと折れてしまい転倒。その際、グレースが座っていた車椅子を突き飛ばしてしまい、グレースはステージの下に顔面から落ちてしまった。

会場は騒然となり、サーシャもあわててグレースの元に駆け寄るのだが、すぐにステージの戻り、「グレース・コリングトンは生き残り・・・いえ、生き残りでした・・・この賞は彼女に捧げます」と授賞スピーチをスタート。グレースの"死体"が会場から運び出される中、サーシャは、「明らかに悲劇なわけですが、でも、これって素晴らしい逝き方じゃないでしょうか。きっと来年のオスカーの追悼セクションに加えられるでしょう・・・まぁ、今夜は彼女じゃなくて、私のための夜なんですけどね」とブラックユーモアたっぷりに発言した。

サーシャの余裕たっぷりの様子を見れば、このことが仕組まれたコントであることが分かるが、コントだと理解できない者や、年寄りを突き飛ばし、死んだとネタにするサーシャのブラックユーモアに批難が殺到。司会を務めたロブ・ブライドンが、その場を落ちつかせようと必死になる展開となってしまった。

サーシャが式典で物議をかもしたのはこれが初めてではない。2012年、第84回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでは、レポーターのライアン・シークレストのタキシードに「故・金正日の遺灰」を模した白い粉をぶちまけるという暴挙を起こしている。

【動画】レポーターに突然「遺灰」をぶちまける


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米Deadlineによると、...
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