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RZA、ウータン・クラン再結成アルバムが完成しない理由を語る

2013年11月14日
ウータン・クランが1993年11月9日にファースト・アルバム「Enter the Wu-Tang (36 Chambers)」をリリースしてから、20年の月日が経過した。リーダーのRZA(写真)は、20周年を記念して再結成アルバムをリリースする計画を明かしていたが、実現されないまま記念日は過ぎて行った。RZAによると、その理由は一部のメンバーにあるようだ。

「俺たちの多くは作業を進めているが、遅れているメンバーが数人いる」とRZAは8日(アメリカ時間)、Grantland.comに伝えた。

「今週リリースするのが夢だったんだ。俺たちの記念日に出すべきだった。でも俺は精神的に、記念日が変化を引き起こすのではないかと感じている。みんなに変化を引き起こすかは分からないが、確実に俺の中には変化を引き起こすだろう」

RZAいわく、メソッド・マンはアルバムのために既に9曲をレコーディングしたとのこと。他にもアルバムの制作に熱心なメンバーはいるが、現時点でレイクウォンが全く貢献していないという。

「カパドンナは認めるよ、彼はすごくがんばっている。U-ゴッドも参加している。マスター・キラーも参加している。インスペクター・デックもいくらかは参加している。ゴーストは20パーセントほど参加している。そしてレイクウォンは全く姿を見せていない」と彼は説明した。

U-ゴッド、マスター・キラー、カパドンナの3名は6日(アメリカ時間)、米MTVの番組に出演して20周年を祝った。だが、再結成アルバムの進捗状況については触れなかった。

「既にアルバムを作るのに十分な素材があると感じている。あとはレイクウォンに参加してもらうだけだ」とRZAは述べた。「ゴーストとGZAからも、もう少し力をもらいたい。彼らが十分な力を発揮してくれれば、素晴らしい最後のアルバムになるだろう。もし彼らが力を与えてくれないなら、別のプランを考える必要がある」

今回のRZAの発言に気づいたのは、ファンだけではなかった。レイクウォンはツイッターを通じて、「ああ、さっきRZAの記事を読んだぜ?おかしな話だ」と明かし、「RZA、愛しているよ。本当の問題が何なのかは分かっているだろう」と意味深な発言をしている。

レイクウォンは今年2月、米MTVの番組に出演し、ウータン・クランの契約内容に満足できるまでは、再結成アルバムに参加する気はないと明かしていた。

「結論としては、もちろん俺はウータンの再結成を目にしたい。当たり前だ。見たくない人なんているか?」と彼は語った。

「俺はただ、ビジネス面における全てをちゃんとしてほしいんだ。俺たちがたくさんの素晴らしい音楽を作っていた頃は、互いに調和していた。もし調和がなければ集まることなんてできないし、その上、これはビジネスなんだ。子どもを持つ男として、俺は常にビジネス面を注視する必要がある。時に物事には、アイデアそのものや事実以上の事情があって、つじつまを合わせる必要があるんだよ」

RZAとレイクウォンは2007年、ウータン・クランの最後のアルバム「8 Diagrams」の方向性でも公に争っていた。

「RZAを悪く言うつもりはない。だが、俺たちの間には過去にも問題があった。それはどんなクルーにも起こりうることだ。これは全てのクルーやアーティストが経験することだが、たくさんだと言ったらたくさんだ。自分はただ、物事を正しく公平に進めたいだけだ」とレイクウォンは述べた。(MTV News)

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