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人気海外ドラマ「CSI:科学捜査班」が本物の裁判に与えた驚くべき影響とは…? ブラス警部役P・ギルフォイルが語る

2013年11月22日
2000年から放送を開始し、現在、全米ではシーズン14が放送されている人気海外ドラマ「CSI:科学捜査班」。メインキャストである、ブラス警部役ポール・ギルフォイル(64)が、番組が世間に与えた影響について語った。

超売れっ子プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー(68)が製作総指揮を務める「CSI:科学捜査班」で、シーズン1から一貫して渋いベテラン刑事、ブラス警部を演じているポール。オリジナルキャストのひとりである彼が、番組が世間へ与えた影響について答えたインタビューを、米Zap2itが伝えている。

「番組における様々な要素が、実際の裁判に影響を与えたみたいだ。“CSIエフェクト”と呼ばれていて、陪審員が証拠を見たがるらしいよ」

これに対してポールは、「現実は時間もエネルギーも足りず、ドラマのように解決とはいかない」と苦笑。「われわれのしてきたことが、まるで杖を振って魔法を使うように、事件が解決できるとみんなに信じさせてしまった」と多少の責任を感じているようだ。

しかしポールはドラマと現実の違いを強調する一方で、“CSIエフェクト”の存在そのものについては、「社会にとっていいもの」としている。

「番組は商業的にも成功したし、それは雇用を生み出して、失業率の低下にもつながるだろう? いろんな意味でいいことがあるのさ」

本国では通算300回目のエピソードも放送され、まだまだ勢いの衰えない「CSI」。番組のように事件が解決できる時代も、いずれ訪れるかも?


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