「ザ・メンタリスト」グレース役のアマンダ・リゲッティが降板へ

人気海外ドラマ「ザ・メンタリスト」で、CBI捜査官のグレース・ヴァンペルト役を演じているアマンダ・リゲッティが、同番組を降板することが明らかになった。

「ザ・メンタリスト」は、カリフォルニアを舞台に、凶悪犯罪の捜査にあたるCBI(カリフォルニア州捜査局)の活躍を描いた作品。犯罪コンサルタントとして捜査に参加する”犯罪心理のスペシャリスト”パトリック・ジェーン(演:サイモン・ベイカー)が、鋭い観察眼で事件を解決していくストーリーとなっており、シーズンを通して安定した視聴率を得ている。

米E! Onlineによると、「ザ・メンタリスト」シーズン1の第一話からレギュラーとして出演しているアマンダは、演じているキャラクターの交際相手ウェイン・リグスビー(演:オーウェン・イオマン)が番組から去るのに合わせて降板するとのこと。アマンダは米TVLineの取材に対して、「今が降板するときだって感じるの」「一つのことを終わらせるということだけれど、新しいことの初まりでもあるのよ」と心境を語った。

なお、グレースとウェインがどのような形で番組から去るのかは、アマンダ自身もまだ知らせれていないとのことで、「とにかく、しょっちゅう変わるからね」とコメント。「今シーズンは直感できたような感じよね。脚本家たちにとって、思いもかけない展開になったんじゃないかしら。また、作り直さなきゃいけないっていうか。みんな、どうしたらいいのか考えているのよ。だから、視聴者のためにも、手の内を見せないほうがいいかなって思うの」と説明した。

アマンダとオーウェンが降板することは、今年8月から噂されていたものの、番組クリエーターのブルーノ・ヘラーは多くを語らず、「シーズン6はドラマチックで大きな変化があるだろう。何があっても不思議じゃない」と述べるにとどまっていた。

アメリカで12月1日に放送されるエピソードでは2年後の世界が描かれるとのことで、シーズン6は、とても興味深い展開になりそうである。