普通？ 覚えにくい？ ガガ、ケイティ、マイリーにあのオスカー女優まで！ 実は芸名だった女性セレブ10人

現在、来日中の超人気歌手レディー・ガガ(27)が、ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(Stefani Joanne Angelina Germanotta)という由緒正しいイタリア系の本名を持つのはよく知られた話?　そのほかにも、実は芸名だった女性セレブ10人をご紹介。

ガガと同じく親日家として知られ、先日、来日した際には、国内ファンを大いに沸かせた歌手のケイティ・ペリー(29)も実は芸名。本名はキャスリン・エリザベス・ハドソン(Katheryn Elizabeth Hudson)。2001年には本名「Katy Hudson」名義で、同名のデビューアルバムをリリースした経験もある。

若手ナンバー1歌手の地位を、築きつつあるマイリー・サイラス(21)も、出生時は別の名前。デスティニー・ホープ・サイラス(Destiny Hope Cyrus)として生まれた彼女は、笑顔が絶えなかったことからスマイリー(Smiley)と呼ばれるように。やがてSが取れてマイリー(Miley)となってから、愛称と芸名はマイリー、本名デスティニーとして活動していたが、出世作「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で“マイリー”としてブレイクしたことを要因のひとつとし、2008年、正式にマイリー・レイ・サイラス(Miley Ray Cyrus)に改名している。

実力派シンガーソングライター、ラナ・デル・レイ(27)も、同じく芸名を使用している歌手のひとり。本名はエリザベス・ウールリッジ・グラント (Elizabeth Woolridge Grant)で、2008年には本名リジー・グラント名義でEP「Kill Kill(原題)」をリリース。のちにこれらの楽曲の一部は、アルバム「Lana Del Ray A.K.A. Lizzy Grant(訳:ラナ・デル・レイ　別名リジー・グラント)」に再録されている。

映画「レオン」(1994)で美少女子役として鮮烈なデビューを飾り、2003年にはハーバード大学を卒業、そして2010年には映画「ブラック・スワン」での熱演で見事アカデミー主演女優賞を獲得した女優ナタリー・ポートマン(32)。イスラエルで生まれ、現在も米国・イスラエル両国に国籍を持つ彼女の本名は、ナタリー・ヘルシュラグ(Natalie Hershlag)。ヘブライ大学大学院でも学んだ才女であるナタリーは、現在も自身のルーツであるイスラエルを「祖国」として大切に思う気持ちを話している。

一見、芸名のように思える個性派歌姫ケシャ(26)は、実はおおむね本名。しかしアルファベットで表記すると、芸名はKe$haで、本名はKesha Rose Sebert(ケシャ・ローズ・セバート)。ショービジネス界と、金の深い結びつきを疑問に感じ、「お金は不要、自分自身に価値がある」として、自分自身の名前にドルマークを入れこんだケシャらしい姿勢は、ファンの間では有名?

少々変わった理由で芸名を使っているのは、ラッパーのニッキー・ミナージュ(30)。本名オニーカ・タニア・マラージ(Onika Tanya Maraj)である彼女は、何かと困難が多かった幼少期、実生活から逃避するため“新しい自分”を構築。そうして作り上げたキャラクターのひとりが“ニッキー・ミナージュ”だったという。

映画「メリー・ポピンズ」(1964)でアカデミー賞を受賞したミュージカル女優ジュリー・アンドリュース(78)と、映画「クィーン」(2006)で同賞を獲得した女優ヘレン・ミレン(68)ら、ともにイギリス出身大御所も、芸名を使用。ジュリーの本名はジューリア・エリザベス・ウェルズ(Julia Elizabeth Wells)、ヘレンはイレーナ・ヴァシーリエヴナ・ミローノヴァ(Ilyena Vasilievna Mironov)。なお、ともに英国では勲章を受勲しており、現在では名前の前に「デイム」の称号をつけて呼ばれることも多い。

最後に紹介するのは、新進気鋭の17歳ロード。実力は充分である一方で、歯に衣着せぬ怖いもの知らずな物言いで、何かと話題になることも多いニュージーランド出身の歌姫の本名は、エラ・マリア・ラニ・イェリッチ=オコナー(Ella Maria Lani Yelich-O’Connor)。今後とも活躍が期待できそうだが、覚えておくには少々長くも感じられ、芸名デビューは作戦成功かもしれない。