ピンク、ビルボードが選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に

米「ビルボード」誌が選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に、ピンクが選ばれたことが明らかになった。現地時間10日に米ニューヨークにて開催された受賞イベントで発表された。

ピンクにとって、今年は多忙な1年だった。2月にアルバム「The Truth About Love」を引っさげたツアーをスタートし、その数日前にミュージックビデオが発表されたシングル「Just Give Me A Reason」は、全米チャートで1位を獲得した。

同曲にフィーチャーされたファン.のネイト・ルイスは今年1月、「あの曲を書いたことは完全に新しい学習体験だったし、アリシア(ピンクの本名)があんなにも強くて、自立していて、とても自分らしい人だということに、ものすごく活気づけられた」とMTV Newsに語っていた。

「結局のところ、彼女を相手に口論することはすごく難しいんだ。彼女のやることはいつも本当に素晴らしいからさ」

その後もピンクはリリー・アレンとコラボレートしたシングル「True Love」をリリースしたほか、夏には「2013 MTV Video Music Awards」で最優秀コラボレーション賞(「Just Give Me A Reason」)を受賞した。さらに映画界にも進出し、マーク・ラファロとグウィネス・パルトロウ主演の「恋人はセックス依存症」に出演している。「Just Give Me A Reason」は、第56回グラミー賞で最優秀歌曲賞と最優秀ポップ・パフォーマンス賞にノミネートされた。

また、この日の授賞イベントでは、ジャネル・モネイが「ライジング・スター」賞に輝いた。モネイはエリカ・バドゥをフィーチャーしたシングル「Q.U.E.E.N.」を発表して注目を集め、9月にはニュー・アルバム「The Electric Lady」を全米リリースしている。(MTV News)