「ER」のミン・ナが契約更新

人気シリーズ「ＥＲ/緊急救命室」のドクター・チェン役のミン・ナが2003年まで契約を更新したと発表した。

ミン・ナ（以前はミン・ナ・ウェンだったが、結婚を期に苗字を取った）は「ER」の第1シーズンにゲスト出演し、その後昨年の2000年からレギュラーとして登場した。ミン・ナはハリウッドで活躍している数少ないアジア系女優の一人で、「ER」出演の前は映画「ジョイラッククラブ」に出演したり、ディズニー映画「ムーラン」ではムーランの声を演じた。最近は、「ファイナルファンタジー」の映画版の主人公アキの声を担当した。

ミン・ナ演じるドクター・チェンは、ドクター・ロスとして人気を博したジョージ・クルーニーが降板した後、新しいキャラクターを数人投入したときの一人。そのほかには最近アメリカで人気急上昇のクロアチア人俳優ゴラン・ヴィスンジッチがいるが、彼も契約を2003年まで更新している。

その一方で第1シーズンから出演中のレギュラー人が続々と降板を発表している。ドクター・グリーンのアンソニー・アドワ-ズ、ドクター・ベントンのエリック・ラ・サルは来シーズンいっぱいで降板をする予定。唯一第1シーズンから残っているのは、ドクター・カーター役のノア・ワイリーのみとなった。

世代交代が激しい「ER」だが、人気はまだまだ不動。美人アジア系ドクターの活躍にも期待したい。