「フレンズ」のマシュー・ペリー、傑作コメディドラマ「おかしなカップル」のリメイク主演へ

1965年に米ブロードウェイで初演され、大ヒットとなったニール・サイモン原作の喜劇「おかしな二人」。ニューヨークに暮らす主役オスカー・マディソンは、離婚歴ありのおおざっぱな性格。彼のルームメイト、フェリックス・アンガーは、オスカーとは対照的に几帳面できれい好き。この二人が織りなすドタバタ劇が、舞台を大ヒットさせた。

ブロードウェイでの好評を受け、1968年には、大物俳優ジャック・レモンを主役とし、映画化された。さらには、1970年に、米ABCでテレビドラマ版も放送開始し、5シーズンに渡り放映された。日本でも、1971年に、「おかしなカップル」と題され、フジテレビで放送されていた。

このような輝かしい歴史を持つこのコメディの復活に向け、ドラマ「フレンズ」でチャンドラー役としておなじみのマシュー・ペリーが名乗りを上げた。米Deadlineによると、今作は米CBSが脚本契約を結んでおり、放映が決まれば、マシューが主役(オスカー)・共同脚本・製作総指揮を務める。また、「フレンズ」と同様に、複数のカメラを使い、ライブ形式で収録されることになるという。

マシューがDeadlineに語ったところによると、「おかしなカップル」にオスカーとして出演するのは、彼が10歳で初めて映画版を観て以来、34年間もの夢だったという。

オスカーを演じるマシューの、繊細な相棒が誰になるのか、非常に気になるところだ。