ポール・ウォーカーの死を乗り越えて「ワイルド・スピード７」の公開日が決定！ 相棒ヴィン・ディーゼルが発表

長年シリーズで主演を務めてきた俳優ポール・ウォーカー(享年40)の急死により、製作がストップしていた映画「ワイルド・スピード」シリーズの最新作の公開日がアナウンスされた。“相棒”ヴィン・ディーゼル(46)が発表した。

今年、「ワイルド・スピード」は、シリーズ6作目となる映画「～ EURO MISSION」を公開。ヒットした結果、早々に続編「Fast and Furious 7(原題)」の製作を決定し、撮影もスタートしていたがその矢先、ブライアン役を演じていたポールが、11月30日、米カリフォルニア州で事故死。同作の配給会社である米ユニバーサル・ピクチャーズは、製作の無期限休止を発表していた。

しかし12月23日、ヴィンは自身のフェイスブックページに、「ぼくらが一緒に撮影した最後のシーン」として、ポールとの2ショットを公開。ポールとの思い出を改めて振り返っている。

「いま作っている映画には、競争や、ぼくらがシェアした誇りの中に、ユニークな感覚があるんだ、ここまでやってきた。魔法が集められた。」として、ヴィンはファンへうれしいニュースを発表。

「Fast and Furious 7は・・・2015年4月10日に公開される!」

当初発表の全米公開日(2014年7月11日)から、およそ1年後に延期されることにはなったものの、ヴィンをはじめとするキャスト、スタッフは、悲しみを乗り越え映画を完結させることに意欲を見せているようだ。なお、米The Hollywood Reporterによると、同作プロデューサーは、ポールが演じたブライアンを引退させるものの、すでに撮影したシーンは使う予定のようだ。

ヴィンは真っ先にFBに書き込んだ理由を、「彼はみんなに最初に知ってほしいと思っていただろうからね」と粋な理由で説明。天国のポール、そしてヴィンにより、「ワイルド・スピード」ファンへのうれしいクリスマスプレゼントとなった。なお、同作の日本公開予定は現在のところ発表されていない。