役作りで激ヤセしたマシュー・マコノヒー、１週間に３キロずつ、合計２１キロもヤセた壮絶なダイエット経験を語る

映画「ダラス・バイヤーズクラブ」でエイズ患者を演じた俳優マシュー・マコノヒー(44)が、同映画での過酷なダイエットについて、英Mirrorに語った。

同映画で、HIV陽性により余命30日と宣告された主人公ロン・ウッドを演じたマシューは、役作りのために計47ポンド(約21キロ)もの減量に成功。健康的な小麦肌と、マッチョなボディでおなじみのマシューからは想像ができないほどやせ細り、青白くなったマシューの姿には驚きを超えて心配の声まで挙がっていた。

驚きなのはトータルの減量値だけではない。「毎週7ポンド(約3キロ)ずつ痩せていった」という、なんともスピーディーなダイエットを敢行していたのだ。

マシューの気になるダイエット法は、次の通り。「毎朝ダイエット・コーラを飲んで、卵白2個分とチキン1切れを食べて、またダイエット・コーラを飲むんだ」。

おかげで順調に143ポンド(約65キロ)まで体重を落としたマシューだが、「あれはキツかったよ。いっつもお腹が空いていて、常にイライラしてた」「僕の体はまさにひな鳥みたいで、“エサくれ、エサくれ”って嘆いているみたいなんだよ。でも親鳥は決してエサを与えてくれない。本当にツラいよ」と、さすがにこたえた様子。

撮影が終了し、デザートにありつけた時には「できるだけ小さなスプーンを使って、何時間もかけて食べたんだ」と、過酷なダイエットをふり返った。

マシューは米現地時間1月12日(日)に開催された第71回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、見事ドラマ部門で男優賞を獲得。同月18日に発表されたSAG(Screen Actors Guild Awards:全米映画俳優組合)賞でも主演男優賞に輝いている。共演者であるジャレッド・レト(42)もゴールデン・グローブ助演男優賞を受賞しており、両者ともにその役者魂が高く評価されていた。

いよいよ現地時間3月2日には、1年で最大の授賞式とも言える第86回アカデミー賞授賞式が開催される。果たしてマシューは晴れて主演男優賞を獲得することができるのだろうか。