ザ・ウォンテッドのマックス、活動休止について語る

ザ・ウォンテッドのメンバー、マックス・ジョージが、先日発表されたグループ活動休止について語った。

ザ・ウォンテッドは先週、アルバム『Word Of Mouth』を引っさげて行われるツアーを最後に、グループ活動を休止することを発表した。

マックスは英「ザ・サン」紙によるインタビューの中で、自身とネイサン・サイクスがソロ活動を予定していることを明かしている。

「ここ1年ほどの間、グループ内がピリピリしていたんだ。私生活が原因で僕らの間に溝が生じ、いろんなことが起こり始めて、みんなが離れていくようだった」と彼は述べた。

「以前の僕らには兄弟のような絆があったけれど、もうザ・ウォンテッドではなくなってしまったように感じ始めていた」

マックスいわく、活動休止はマネージャーのスクーター・ブラウン氏とのグループ電話で決まったのだとか。

「とても辛い会話だった。僕らのマネージャーのスクーター・ブラウンが、ツアーの後に一歩抜け出して、個人的な活動をしたい人はいるかと聞いてきたんだ。僕とネイサンは、それぞれ他の野望があると伝えた」と彼は振り返った。

「僕らは他のメンバーよりも準備ができていたんだ。ここ数ヶ月に渡って、バンド内での状況を見てきたからね」

「驚いた人はいないと思うよ。中には怒っているメンバーもいるかもしれないけれど、僕は自分の人生を生きる必要がある。ネイサンと僕は約束を破ったわけではない。だって、僕らはツアーには参加するわけだからね」と彼は続けた。

「それに、僕らは他のメンバーより成功できると思っているわけではない。そう思っていると考えている人もいるだろうけど、僕とネイサンは他のみんなと同じくらい、グループ活動を誠実に行ってきた。時には現実的になる必要があるだけだ」

マックスは「僕らはプロフェッショナルだし、史上最高のツアーにするつもりだ」と述べ、メンバー全員がツアーに全力投球することを約束した。

さらにマックスは、シヴァ・ケインズウォランの婚約者、ナリーシャ・マキャフリーさんが、自身とネイサンを良く思っていないことを明かした。

ナリーシャさんは先週、「チームの中に“僕”はいないはず。困った人がいるものよね。自分勝手って本当に不快な特質だわ」とツイートしており、マックスはこのメッセージが自身とネイサンに向けられたものだと考えているそうだ。

「もしもあれが僕とネイサンに向けられていたのだとしたら―まあそうだと思うけど―ガッカリだよ。ちょっと子どもじみていると思う。摩擦が生じていることは、誰もが承知しているけどね」と彼は語った。

「僕とシヴァの彼女は気が合わないんだ。でも、僕は彼女を尊重するし、シヴァを幸せにしてくれてうれしいよ。彼は僕の兄弟のような存在だからね」

マックスは、メンバー全員のソロ活動がうまくいくはずだと確信している。

「メンバーの何人かは既にスタートしているよ。シヴァは大きなモデル契約を結んだ。トムはDJとして活動している。ジェイがテレビやラジオに出演するという話もある」と彼は明かした。

そして、グループの中でもネイサンが1番活躍するだろうとして、「彼はとにかく才能豊かで、野心に満ちている。ここ数年で成長してきたし、アリアナ(・グランデ)と初めての真剣な交際も経験した」と説明した。

「僕らは最初からネイサンがソロ活動をしたがっていたことを知っていたし、彼が何をしようと僕は応援するつもりだよ」

自身の今後については、俳優業に力を入れたいと考えているそうだ。

「既にCAAというハリウッドの大きなエージェンシーと契約したんだ。ツアーが終わったらLAに引越して、家を手に入れて定住するつもりだ」と彼は話した。

「オーディションを受けて、ビジネスを学ぶよ。既に2つほどの役が話に上がっているんだよ」(MTV News)