ジュード・ロウ泥沼化する盗聴訴訟で、元婚約者シエナ・ミラーと「007」ダニエル・クレイグの衝撃的な浮気の証拠が明らかに

映画「シャーロック・ホームズ」シリーズのワトソン役などで知られる英俳優ジュード・ロウ(41)が英現地時間1月27日、自身の電話を盗聴されていたとして英新聞社「News of the World(原題)」に対し起こしていた訴訟のためロンドンの裁判所に出廷。当時交際していた元婚約者シエナ・ミラー(32)と俳優ダニエル・クレイグ(45)との間の浮気についての詳細が次々と明らかになった。

ジュードとシエナは2003年に映画「アルフィー」の撮影を通して交際をスタート。2004年クリスマスには婚約を果たしており、美男美女カップルとして注目を浴びていた。

しかし、2005年、シエナが映画「007」シリーズなどで知られるダニエルと浮気していたことが発覚。ジュードが問い詰めるとシエナが浮気を認めたことから、2人は婚約破棄の末、破局を迎えていた。

この浮気の記事をすっぱ抜いたのが、前述の新聞社「News of the World」だった。同記事作成に至っては、ジュードやダニエルの電話が盗聴されるなど違法行為がくり返されており、現在ジュードは、昨年10月に起こされた同新聞社との訴訟の真っ只中にある。

27日に証人として出廷したジュードは、当時シエナがダニエルと浮気していたことを知っていたか聞かれると、「はい、もちろん知っていました」と答えた。これまでの被告側の証言で、ジュードがダニエルに対しシエナとの浮気を認めるよう電話をかけたことや、ジュードがダニエルの留守電に「ありがとう、サツキ(当時のダニエルの恋人だった米プロデューサー、サツキ・ミッチェル)にバレないといいな」というメッセージを残したことが明らかになっている。

また、シエナがダニエルに「もしもし?わたしよ。今ジュードといるからあまりしゃべれないけど、大好きよ」と留守電を残していたことも証言されており、2人の浮気の決定的な証拠が、公の場にて明らかにされた。

悲しいことに、ジュードにまつわる情報をもらしていたのは、他でもないジュードの親族だという。「あなたは自分の家族が他人にあなたの情報を漏らしていると知っていましたか?」と裁判官に聞かれたジュードは、「今日まで知りませんでした」と答えた。

ジュードはシエナとの交際中、自分の子どものベビーシッターと浮気していた。シエナに浮気のことを知られてからは全力で彼女に尽くすようになり、シエナの信頼を取り戻そうと頑張っていたという。その矢先に発覚したシエナの浮気、しかも相手はよりによって長年の友人であったダニエルという惨劇に、当時のジュードは「ひどく落ち込み、打ちのめされた状態だった」と英DailyMailは報じていた。2009年に復縁するも、結局うまくいかずに2011年には再度破局を迎えた。

シエナとダニエルは、2004年に映画「レイヤー・ケーキ」で共演。最近、インタビューで当時の浮気について振り返ったシエナは、「私も青かったわ」とコメント。その後、既婚俳優との不倫を経て、現在英俳優トム・スターリッジ(28)と交際中であり、2012年一児を出産したシエナは、「与えられたやり直すチャンスをしっかりつかんでおきたい」と話し、改心の表情を見せたと米PerezHiltonは報じている。

ダニエルは、浮気報道後2007年に当時の交際相手サツキと婚約するも破局、その直後にレイチェル・ワイズ(43)と交際をスタートさせ、2011年に結婚している。

現地時間1月31日にはシエナが証人として出廷予定。英Mirrorによれば、同訴訟は少なくとも今年5月まで続くとみられている。