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ルーシー・リュー乳ガンの危機

2001年8月28日
人気シリーズ「アリー・myラブ」でクールな弁護士リンを好演しているルーシー・リューが10年程前に胸に腫瘍ができた際の恐怖を雑誌インタビューで告白した。

10年前に乳房にしこりができたリューは、医者を訪ね、ガンの可能性があると宣告された。恐怖のどん底に突き落とされたリューはほかに相談せずにすぐに摘出手術を受けた。しかし、手術後の腫瘍の検査の結果、それは悪性腫瘍ではないことが判明した。ガンから逃れたものの、リューは一人の医師の診断を鵜呑みにし、決断を早まったことを後悔していると告白した。超音波などの検査を受けないまま、摘出手術にのぞんだわけだが、もっと複数の医師に相談をすればよかったと言っている。

若いうちにガンの恐怖を味わったリューは現在スーザン・コーメン乳ガン財団のスポークスマンとして活躍している。若くて健康でも乳ガンをわずらう可能性を秘めている。若い女性の乳ガンに対する認識を深める為にリューは立ち上がったと言うわけだ。彼女の知名度を利用すれば、多くの人の乳ガンへの理解を高めることができるだろう。

もし彼女が乳ガンにかかっていたら、今の活躍はなかったかもしれない。つらい過去を告白し、それを社会への貢献に結び付けようとする彼女の姿勢にエールを送りたい。
 
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