「スーパーナチュラル」ジャレッド・パダレッキ、P・S・ホフマン訃報に「くだらない」コメントでツイッター炎上

人気海外ドラマ「スーパーナチュラル」でサム・ウィンチェスター役を演じているジャレッド・パダレッキ(31)が、2月2日に急逝したオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマン(享年46)の訃報について、「ばかげてる」「くだらない」とコメントしたことで物議を醸している。

米NYDailyNewsによると、ジャレッドはフィリップが亡くなった同日、自身のツイッターでこうコメントした。

「46歳の男がドラッグで自らの命を落としたことを表現するのに、“悲しい”という言葉はふさわしくない」「どっちかっていうと、“ばかげている”かな。“くだらない”」。

このツイートに対し、各方面から非難が殺到。ジャレッドは同ツイート削除に追い込まれてしまった。

しかし、削除後もジャレッドは対応に追われ、弁明ツイートを掲載。「PSH(フィリップ・シーモア・ホフマンの略)がくだらないとか、依存症が非現実的だとかいうことを言いたかったんじゃない。単に、僕の中での“悲劇”という言葉には、みんなとは違う別の定義があるってことだ」

I didnt mean PSH is stupid or that addiction isnt a reality. I simply meant I have a different definition of "tragedy".

— Jared
Padalecki (@jarpad) 2014, 2月2

「“悲劇”と聞くと、僕は大量虐殺や新聞なんかで目にする記事のことを思い浮かべるんだ。でもそうだね、いずれにせよ、人の死は悲しい」。

When I think"tragedy", I think of St Judes, of genocide, of articles I read in the paper. But, yes, either way, a death, is sad.

—
Jared Padalecki (@jarpad) 2014, 2月2

数々の才能を世に送り出してきたハリウッドだが、往年セレブたちの薬物乱用がまかり通っているのもまた事実。人気ロック歌手スティーヴン・タイラーやロッド・スチュワートといった大物ミュージシャンが過去のドラッグ中毒を赤裸々に告白している他、昨年7月には人気ドラマ「glee/グリー」のコーリー・モンテースが31歳という若さで亡くなったばかり。また、人気俳優ザック・エフロン(26)や、ディズニーチャンネル出身の人気歌手デミ・ロヴァート(21)も過去の薬物依存症を告白しており、老若男女問わずドラッグの魔の手にかかるセレブが後を絶たない。

ジャレッドの発言もそういった現状を憂慮してのものだったのかもしれない。いずれにせよ、ジャレッドの言うとおり、人が亡くなること自体とても悲しいことである。これ以上ドラッグの犠牲者が出ないことを願うばかりだ。