第48回スーパーボウル、ハーフタイムショーに登場したレッチリは生演奏していなかった!? → 本人たち認める

2月2日にニュージャージー州イーストラザフォードで開催されたアメリカ最大のスポーツ・イベント、スーパーボウルのハーフタイムショーに特別出演した人気バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、生演奏していなかったという疑惑が浮上した。

今年のスーパーボウルのハーフタイムショーは、ブルーノ・マーズがパフォーマンスを行ったが、中盤でレッド・ホット・チリ・ペッパーズが登場し、ヒット曲の「Give It Away」を熱演。ボーカルのアンソニー・キーディスとブルーノが一緒に熱唱し、会場を大いに盛り上げた。

Twitterには、ハイパーなパフォーマンスを披露したレッチリを讃えるつぶやきが次々と書き込まれたが、その中に、バンドが生演奏していなかったというツイートが掲載された。カリスマ的バンド、リヴィング・カラーのギタリストで、音楽誌ローリング・ストーンの「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で第66位にランクインした、ヴァーノン・リードが、「あのギターはどこにもプラグインされてねぇじゃないか!」とぶちまけたのだ。

ヴァーノンは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、マイケル“フリー”バルザリーが演奏していたベースギターのインプットジャックに、何も差し込まれていなかったことを指摘。音を出すには、ベースギターのインプットジャックと、アンプかスピーカー、ボディパック型ワイヤレスシステムが、ケーブルで繋がれていなければならないため、生演奏していなかったと結論づけたのだ。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが生演奏していたのかどうかは定かではなく、バンドからは今のところコメントも出ていないが、名ベーシストと呼ばれ人気のあるフリーがエアー演奏していたとなると、かなり恥ずかしいことだとメディアは伝えている。

[追記]
2月4日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、マイケル“フリー”バルザリーがメディアの取材に答え、ボーカル以外は生演奏でなかったことを認めた。

【動画】 第48回スーパーボウル　ハーフタイムショー映像