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急逝したオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマン、転落のきっかけはたった一杯の祝杯だった

2014年2月7日
今年2月2日、米ニューヨークにある自宅で、遺体で発見された俳優フィリップ・シーモア・ホフマン(享年46)。発見当時、左腕に注射器が刺さったままの状態だったフィリップ宅には、計65袋にも及ぶヘロインが発見されており、周囲の証言にもあるように、薬物などの依存症に悩まされていたことが明らかとなった。そのキッカケは、たった1杯の“祝杯”だった。

若かりし頃にアルコール依存を克服するためリハビリ入りしたフィリップは、以後23年にわたってシラフを守り続けていた。しかし、2012年5月頃、再び飲酒し始めたフィリップは、そのうち薬物にまで手を染め、自分でも「このままだと俺は直に死ぬ」と漏らしていたほど重度な依存症に陥ってしまった。翌2013年5月には10日間のリハビリを経たものの、毎月約1万ドル(約100万円)もの大金を薬物購入にあてていたほど、ドラッグに見事ハマったフィリップは、“克服”には程遠い状態にあったという。

23年もの長い間守り続けたフィリップがシラフを破ったのは、たった1杯の“祝杯”だった。米TMZによれば、映画「ザ・マスター」の打ち上げパーティーに参加したフィリップは、同映画完成を祝して、「ほんの1杯だけ」とアルコールを口にしたのが原因だったという。たった1杯があっという間に数杯となり、気づけば堰を切ったように酒浸り生活に逆戻りしていたのだそうだ。

情報筋によれば、フィリップは2013年になるまでヘロインには手を出さなかったという。しかし、「ずっとドラッグに興味を持っていた」フィリップは、ついに薬物使用をスタート。瞬く間に依存してしまったフィリップは、依存症が第4段階(最重症度)になることを恐れて、同年5月にリハビリ入りしていたのだった。

そんな努力も空しく、46歳という若さでこの世を去ってしまったフィリップ。オスカー俳優の多大な才能が惜しまれてならない。

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