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ハーベイ・カイテル「Life on Mars」に出演

2008年7月28日
「バグジー」「季節の中で」など数多くの名作映画に出演しているハリウッド個性派俳優ハーベイ・カイテルが、注目の新ドラマに出演することが明らかになった。
 
米Hollywood Reporterによると、ハーベイが出演するのは米ABCネットワークで今秋放送予定の新ドラマ「Life on Mars」。同番組は、ジェイソン・オマラ演じる刑事サム・タイラーが交通事故により1973年にタイムスリップし「なぜか刑事として働き続ける」という物語で、ハーベイは1970年代のニューヨーク市警に勤めるサムの上司、ジーン・ハント刑事を演じるという。 
 
「Life on Mars」は英BBCで放送された人気ドラマのリメイク版であり、デヴィッド・E・ケリーが製作総指揮を務める予定であったがパイロットを制作した後に降板を発表。現在は「エイリアス」などを手がけたジョシュ・アッペルバウムが製作総指揮者の座についており、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」でブレイクしたマイケル・インペリオリらが新たにキャスティングされている。
 
アカデミー賞にノミネートされたこともあるハーベイは、2000年9月11日の同時多発テロ事件に関する独立調査委員会の報告書を基に制作され、政治的な圧力を受けながらも2006年にABCで放送されたTV映画「The Path to 9/11」でFBI副長官ジョン・オニール役を演じ大きな話題を呼んだ。数多くのハリウッド映画やTV映画に出演しているが、TVドラマ・シリーズにレギュラー出演するのはこれが初めてとなる。