ジェイソン・デルーロ、最新シングル「トーク・ダーティー」が全米で急激大ヒット! その理由は１Ｄにあった!?

“ハイパーポップ貴公子”としてここ日本でも高い人気を誇るジェイソン・デルーロ。昨年秋にリリースした最新アルバム「タトゥーズ・オン・マイ・ハート」のプロモーションのため10月に来日を果たしたのも記憶に新しい彼だが、今年に入りアルバムからのシングル「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」が全米チャートを急上昇しており、最新の全米シングルチャート(2/29付 The Billboard Hot 100)では、ケイティ・ペリー「ダークホース」、ファレル・ウィリアムス「ハッピー」に続く3位にランクインするという大ヒットになっている。

カリフォルニアはオークランドを拠点にするヒップホップ・グループ=ウォールペイパーの中心的人物であるリッキー・リードがプロデュースし、全米で屈指の人気を誇るラッパー=2チェインズをゲストに迎えたこの曲は、アルバムからの第1弾先行シングル「ジ・アザー・サイド」に続く先行2ndシングルとしてヨーロッパ/オセアニア地域では昨年秋にシングルカットされていた曲。

エキゾチックでバウンシーなビートとキャッチーなメロディー、そして“淫らな言葉を話して”というちょっとエッチな歌詞がセンセーションを巻き起こしてイギリス、スコットランド、ドイツ、オーストラリアなどでシングルチャート1位に輝き、セールス的にもオーストラリアでクワドラプル・プラチナ、ニュージーランドでプラチナ、イギリスではゴールドを記録するなどすでに大ヒットを記録していたが、今回、正式にシングルカットされていない全米で、アルバム発売から数か月遅れて大ヒットとなったのには、少し“意外な”要因があったようだ。

すでにヨーロッパ/オセアニアで大ヒットを記録していたことで、全米でもヒットの下地はあったのは確かだが、2/17付の米音楽誌Billboard電子版の記事によると、ここまで急激にメガヒット化した要因には、今もっとも世界で人気のあるグループ、ワン・ダイレクションのある“行動”が関係しているという。

ワン・ダイレクションは昨年11月にリリースした3rdアルバム「ミッドナイト・メモリーズ」のプロモーションのため、現地時間2013年11月23日(日本時間11月24日)に「1D DAY」というスペシャル・イベントを実施。アメリカ・ロサンゼルスからの同時中継で全世界のファンに向けて7時間に渡り配信したこのイベントの中で、ワン・ダイレクションのメンバーがジェイソンの「トーク・ダーティー」に合わせて“セクシーな”ダンスを踊る映像が流されたのだが、これが全米のワン・ダイレクションのファンの間で大きな話題となり、そこをきっかけに「トーク・ダーティー」が急速に拡散したのだという。


記事によればYouTubeにアップされたこの映像の再生回数は「1D DAY」放送翌日には前日比較で6倍に達し、これに伴い毎週4,000程度だったジェイソンの「トーク・ダーティー」のデジタルセールスは「1D DAY」翌週には2倍に増加し、さらに日を追うごとに倍々ゲームのようにセールスを伸ばし、何と2月1週目には1週間で24万ダウンロードを超える規模になり、今回の大ヒットに至ったそうだ。ジェイソン・デルーロ大ヒットの陰にワン・ダイレクションの功績があったとは、ジェイソンは今後彼らに頭が上がらないかも!?

【動画】 ジェイソン・デルーロ 「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」MV





■ リリース情報

【New Single】
ジェイソン・デルーロ 「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」
　iTunes Store他、絶賛配信中

【Latest Album】
ジェイソン・デルーロ「タトゥーズ・オン・マイ・ハート」
　now on sale　2,076円(税抜)