「glee」リア・ミシェルが、今は亡き恋人コーリーと交わした最期のことば「If You Say So」の意味とは・・？

日本国内では、TVグルーヴ独占で全曲フル試聴を開始したリア・ミシェル(27)のソロデビューアルバム「ラウダー」。リアと言えば、大人気海外ドラマ「glee/グリー」でヒロイン・レイチェル役を務め、抜群の歌唱力と美貌を持つ、言わずと知れたスーパースター。また、同ドラマで出会い、実生活でも恋人ととなったコーリー・モンテース(享年31)が、昨年7月に薬物の過剰摂取により亡くなったことでも、話題になった。

このたび、愛する人の非業の死を抱えつつもソロデビューと至ったリアだが、そのアルバムには、コーリーを偲んだ楽曲も含まれている。収録曲「You’re Mine(訳:あなたは私のもの)」もその一つだが、アルバムに先駆け、先日リリースされたシングル「If You Say So(訳:君がそう言うのなら)」は、あまりにも悲痛なリアの想いを歌っている。

実はこの「If You Say So(訳:君がそう言うのなら)」という短い一文は、コーリーが生前、リアに語った最期の言葉なのだ。リアはその言葉をタトゥーにして右胸の下に刻んでいる。その一文を聞いただけでは、なにか突き放したような、仲むつまじい恋人同士が交わす言葉のようには思えないのだが、リアの歌詞を聴くとその言葉の理由と切なさに胸がしめつけられる。



(以下、「If You Say So(訳:君がそう言うのなら)」から抜粋した歌詞の訳)

7日　まる7日が過ぎたわ
私が動けなくなってから
7日　まる7日が過ぎたわ
あなたが闘いに負けてしまってから
あなたが最期に言った言葉
私に語った言葉を忘れることができないの
7日　まるまる7日　言葉は4つ
灼けるような痛み　眠りにつくこともなく
思考は堕ちたヒーローで埋め尽くされ
どうしてこんなふうに私を置いていったの
あなたの腕に抱かれることのない7日間
あなたの顔が見たい
言いたいことだってあるの
たったの一週間前なのに
愛してるって言ってくれた
私のほうが愛してるって言い返した
一息置いてあなたは言ったわ
君がそう言うのなら

コーリーを失った悲痛なリアの歌声は、涙なくしては聴けない。「君がそう言うのなら」と優しくリアに言い返す、コーリーのほほえみが目に浮かぶ。

この「If You Say So」が収録されているリアのデビューアルバム「ラウダー」は、全米で3月4日、日本では3月5日にリリース予定。