トリ・スペリング「ビバヒル」スピンオフへの出演が白紙に

人気青春ドラマビバリーヒルズ高校・青春白書」でドナ役を演じたトリ・スペリングの、同番組スピンオフ出演が白紙に戻ったことが明らかになった。

これはアメリカ現地時間8月11日に米CWネットワークの広報が米Access Hollywoodの取材に対して明らかにしたもので、今秋CWでスタートする「90210」に出演する契約を、現時点ではトリとは結んでいないとのこと。

LA Weekly紙などでコラムを執筆しているジャーナリストのニッキ・フィンケがDeadline Hollywood Dailyで報じた内容によると、トリの1話あたりの出演料が1万～2万ドル(日本円で約110万円～220万円)なのに対し、ケリー役のジェニー・ガースと、ブレンダ役のシャナン・ドハーティーの1話あたりの出演料が3万5千～5万ドル(日本円で約380万円～550万円)であることをトリが知り、彼女たちと同額のギャラを支払うことをネットワークに求めたが折り合いがつかず出演が白紙に戻したとのことだ。

トリは自身の出世作であり、また父親故アーロン・スペリングの代表作であった「ビバリーヒルズ高校/青春白書」のスピンオフ「90210」に出演することを強く熱望していたが、ジェニーやシャナンと同等に扱われなかったことにかなり落胆しているという。

CWは、今年5月に「ドナはビバリーヒルズの最先端をいく話題の店のオーナーとして、複数話出演する」と正式に発表していた。当初はパイロットから出演するとされていたが、トリが第二子を出産した後に第2話目から出演すると報じられ、情報が2転3転していた。先週トリがCBSの「The Early Show」に出演し、どのエピソードから登場するのか聞かれた際には、「シーズン後半をお楽しみに」と答えていたため、一部メディアは11月のスイープ週から出演するのではないかと見ている。

「90210」はアメリカ現地時間9月2日に放送がスタートする予定。