「glee/グリー」リア・ミシェルがデビューアルバム「ラウダー」を全曲解説！ 故コーリー・モンテースとの思い出曲も[その2]

リア・ミシェル(27)のソロデビューアルバム「ラウダー」が3月5日にリリースされ、今週発表予定の米ビルボード・アルバムチャートではトップ5に入るのではないかと予想されている。先日、リア自身が収録曲を紹介する動画のパート1が公開されたが、パート2でも引き続き、リアの切々たる思いを語っている。

「ラウダー」全曲解説[その1]はコチラ↓↓


⑥バーン・ウィズ・ユー
ブロードウェイ出身だからか、私はとても感情をこめて歌うシンガーなの。この曲はポップソングでありながら、歌詞は情感にあふれている。この曲もまた、好きな人となら、なにがあっても一緒にいるっていう想いを歌っているの。あなたが地獄へ行くなら、私も天国には行かないっていう気持ち。私は、実生活での恋人との関係でもそうだから、非常に感情移入してしまうわ。

⑦サウザンド・ニードルズ
とても激しい曲。アルバムのなかで一番歌うのが難しかった曲かもしれない。この曲も感情をめいっぱい込めて歌い上げたわ。声やサウンドを聴くだけで、シンガーがどんな想いで歌っているのかが分かるような曲が好きなの。愛する人との関係のなかで味わう痛みを見事に表している曲。

⑧キュー・ザ・レイン
この曲は、私が昔、付き合っていた恋人との関係を書いたの。彼とは、今は友人としてとても仲がいいのだけど。テーマは、終わってしまった愛はどこへ行くのかってこと。好きで好きで仕方がないはずだった人と別れる。リアルで生々しかった愛はどこへ行ってしまうのか?　ある日、仕事帰りに運転しているときに、その彼が雨のなか、バーから出てくる姿を見たの。その情景が目に焼き付いていて、この歌を作るきっかけになったのよ。

⑨エンプティ・ハンデッド
クリスティーナ・ペリーが作ってくれた曲なの。私は彼女のことが大好きで、「glee/グリー」でも「ジャー・オブ・ハーツ」を歌わせてもらったのよ。彼女とはいつか一緒に仕事がしたいと思っていたから、クリスティーナが「エンプティ・ハンデッド」を送ってくれたときは本当にうれしくて、どんな内容だろうが絶対にレコーディングするからって宣言したの。激しい感情的な曲が多いアルバムのなかで、この曲はひと休み的な、リラックスできる、かわいい感じのラブソングなのよ。

⑩イフ・ユー・セイ・ソー
この曲はアルバムの最後に収録されているのだけど(※日本盤はボーナストラック「トゥ・ファインド・ユー」がラストナンバー)、去年の夏にシーアと一緒に作ったの。私にとって非常に個人的な曲。あの出来事について、いつかはきっと詳細に語ることができる日が来るのかもしれないけど、今はこの曲が精一杯なの。

なぜこの歌を作ったのかというと、愛する人を失ったあとに覚える大きな恐怖の一つに、「忘れてしまうのではないか」っていう思いがあるからなの。私は今27歳で、この先もまだまだ生きていくつもりだけど、いずれ時が経って、愛する彼のことや、彼と過ごした時間を忘れてしまったらどうしようって思ったの。だから、シーアと共に、私と彼の関係を歌にしようと思った。そうしたら、彼との最期の会話が歌になった。彼と交わした最期の言葉が「愛してる」だったこと。そのことへの感謝の気持ちを込めたかった。

このアルバムはとてもプライベート。でも、本当の私を偽りたくないから、私の心のなかをさらけ出したのよ。


【動画】デビューアルバム「ラウダー」について解説するリア・ミシェル


リアのデビューアルバム「ラウダー」は好評発売中。


■ リリース情報
リア・ミシェル「ラウダー」　好評発売中

【トラックリスト】
1. キャノンボール
2. オン・マイ・ウェイ
3. バーン・ウィズ・ユー
4. バトルフィールド
5. ユー・アー・マイン
6. サウザンド・ニードルズ
7. ラウダー
8. キュー・ザ・レイン
9. ドント・レット・ゴー
10. エンプティ・ハンデッド
11. イフ・ユー・セイ・ソー
12. トゥ・ファインド・ユー

※日本盤のみボーナストラック「トゥ・ファインド・ユー」収録

iTunes Store
https://itunes.apple.com/jp/album/louder-deluxe-version/id768718326
リア・ミシェル　オフィシャルサイト
//www.sonymusic.co.jp/artist/leamichele/