「The OC」ベンジャミン・マッケンジー新ドラマに出演交渉中

米FOX局で2003年から2007年放送の人気青春ドラマ「The OC」で主人公ライアン・アトウッド役を演じブレイクしたベンジャミン・マッケンジーが、新ドラマの出演交渉中であることが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、ベンジャミンは米NBCネットワークで放送される予定の新ドラマ「LAPD」に、レギュラーとして出演する交渉の最終段階に入ったとのこと。「LAPD」は、今秋から放送されるシーズン15で幕を閉じる「ER 緊急救命室」の製作総指揮者ジョン・ウェルズが手がける「ロサンゼルス市警で活躍する警察官たちの生活を描いたヒューマンドラマ」で、契約が成立すればベンジャミンにとって「The OC」以来のTVドラマ出演となる。

脚本は「NYPDブルー」でエミーを受賞したアン・ビダーマンが執筆し、現在までに「アグリー・ベティ」「Shark」などに出演しているケヴィン・アレハンドロが「既婚者で家族を大切にする若き警察官」、「24」のレジーナ・キングが「ハリウッド・ディビジョンに所属する有能警察官」、「ラスベガス」「24」など数多くの人気ドラマに出演しているマイケル・マグレディが「家族を幸せにすることに命をかける、ギャング犯罪担当の警察官」としてキャスティングされている。

ベンジャミンの出世作「The OC」は、高級住宅街ニューポート・ビーチが舞台の現代版「ビバリーヒルズ高校白書」と称された青春ドラマ。ティーンのファッションリーダー的存在であるミーシャ・バートンが出演したこともあり、ドラマは絶大的な人気を集め、十代の若者の投票により選ばれるティーン・チョイス・アワードで23部門にノミネート、うち12部門で受賞している。

ベンジャミンは「The OC」後、アル・パチーノ主演の映画「88ミニッツ」などに出演し、演技派俳優として高い評判を得ている。