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「アナと雪の女王」の女王エルサは当初、悪役として描かれていた!? 主題歌「Let It Go」が作品に与えた驚くべき影響が明らかに[ネタバレ]

2014年3月20日
映画「アナと雪の女王」より
※この記事は映画「アナと雪の女王」に関するネタバレが含まれています




第86回アカデミー賞授賞式で長編アニメーション賞と歌曲賞をW受賞したディズニーの「アナと雪の女王」。その楽曲を手掛けたロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が、当初エルサは悪役として構想が練られていたとの驚きの真実を明かした。



ロペス夫妻は、米「ピープル」誌とのインタビューのなかで、「当初用意されていた脚本はミュージカル向きではなかった」と話す。しかし、ディズニーはミュージカルとして作品を仕上げることにこだわったようで、ストーリーチームと毎日2時間に及ぶミーティングを2年間に渡り開いたという。



その際、話し合いの中心となったのが、本国版でイディナ・メンゼルが声を担当したキャラクター、“雪の女王”エルサの設定についてだ。ロペス夫妻は、彼女が悪役なのか、それとも悪役ではないのか、理解できなかったという。「私たちが知っていたのは、エルサの力が明るみになり、山に逃げ込み、雪の女王になるってことだけだったわ」とクリステンは振り返る。



「家族やこれまでの生活など全て投げ捨てて、でも自分の持つ力をすべて解き放つことがどんなものなのかってことだけにフォーカスを置いて曲を作った。一度これだ!って思ったら、私たちは『Let It Go』を1日半ぐらいで書き終えたわ」



触れるものを凍らせてしまう力を持った女王エルサが、ありのままの自分を感情を解き放ちながら歌いあげる力強いナンバー「Let It Go」。この曲の完成により、作品自体にも大きな変化が加えられることになった。完成したこの曲をクリス・リー、ジェニファー・バック監督に送ったところ「脚本をすべて書き変えなくてはいけない」と言われたという。



「Let It Go」の完成により映画の構造に変化が加えられ、現在の作品に仕上がったというわけだ。エルサを単なる悪役ではなく、複雑で矛盾した人物に作り上げた「Let It Go」。同楽曲の持つ力を是非とも劇場で体験していただきたい。





【動画】「Let It Go」(本国版)





【動画】「Let It Go」(日本版)





■ 公開情報



「アナと雪の女王」大ヒット公開中!



監督:クリス・バック/ジェニファー・リー

声の出演:(字幕版/日本版)アナ=クリステン・ベル/神田沙也加、雪の女王(エルサ)=イディナ・メンゼル/松たか子、オラフ=ジョシュ・ギャッド/ピエール瀧

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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