故ポール・ウォーカーの愛娘をめぐり、母親と祖母が骨肉の争い！ アル中疑惑の実母から、祖母は孫を奪えるのか？

昨年11月30日、交通事故により亡くなった俳優ポール・ウォーカー(享年40)の愛娘メドウちゃん(15)をめぐり、娘の実母とポールの母が、骨肉の争いを繰り広げている。

1998年生まれのメドウちゃんは、現在15歳。母親レベッカさんとポールが、結局、結婚には至らなかったため、少々複雑なバックグラウンドを持つメドウちゃんは、母親によりハワイで育てられた後、2011年に米カリフォルニア州へ移住。昨年8月からはポールの母親(メドウちゃんにとっては父方の祖母)シェリルさんと一緒に暮らしていた。そして11月にポールが急逝すると、母レベッカさんがハワイから飛んできたため、物事が落ち着くまでの期間、3人は同居していたという。

ところがポール自身が生前、メドウちゃんの法的後見人に自身の母親を指定していたこともあり、先週シェリルさんがこれを申請したところ、米TMZによればレベッカさんは激怒。メドウちゃんを連れ、自宅から数マイル離れた友人宅へ移ってしまったという。

これまでの6年間、アルコールの問題を抱え続け、警察沙汰になることもあったというレベッカさん。同メディアは、これがメドウちゃんが母親とともに暮らすハワイから、父ポールのいるカリフォルニアへ移住を望んだ理由だったと報じている。

メドウちゃんにとっての祖母シェリルさんが、愛娘の後見人になることは、生前のポールの強い希望だったこともあり、シェリルさんは裁判所に対し、メドウちゃんの保護権を求めて申し立てをする予定。一方、関係者によると、母レベッカさんも、徹底的に争う構えだという。シェリルさんは、レベッカさんが“子育てにはそぐわないほどの”アルコール問題を抱えている証拠を持っているというが、判例を見れば実母であるレベッカさんの方が有利だと同メディアは報じている。

どうあれ天国のポールと、誰よりメドウちゃんがこれ以上、悲しむことのない結果が訪れてほしいものだ。