「美貌のカリスマ」七変化！ 21世紀に華麗なカムバックを果たしたボーイ・ジョージ、最新ＭＶを解禁

ボーイ・ジョージの「マイ・ゴッド」のミュージックビデオが解禁された。

「カーマは気まぐれ」からちょうど30年、スタジオ・オリジナル・アルバムとしては実に18年振りとなるボーイ・ジョージの「ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ」。ついにここ日本でもリリースとなり、その美貌だけでなく、表現者としての進化や作品のクオリティが、ファンや評論家、同業のミュージシャンなど各方面から大絶賛を受けている。

そんな中、アルコール依存症からの克服を歌った「キング・オブ・エヴリシング」につづいて発表された2ndシングルのミュージック・ビデオ「マイ・ゴッド」が、これまたボーイらしいアートな仕上がりとなっており、ビデオの冒頭から1コーラス終わりまでだけでも、7パターン以上のメイクや衣装で「七変化」を楽しませてくれる。監督はボーイ・ジョージ本人と、イギリスのフォトグラファー、ディーン・ストッキングス。彼はボーイを昔から撮り続けてる人物であり、同性愛者の写真家団体「GAY PHOTOGRAPHERS NETWORK」にも所属している。



このビデオは、ロンドン北部の高級住宅地、ハムステッド・ヒースにボーイが所有するゴシック様式の豪邸とその周辺で撮影が行われた。撮影隊はご近所で思いっきり目立ちまくり、車を停めて見物をする人が続出、渋滞まで引き起こしてしまったということだ。

「今回のビデオは僕の自宅のリビングルームでも撮影していて、どさくさに紛れてうちのメイクさんにフェイ・ダナウェイをやらせちゃったり。僕も色んなメイクや衣装で、着せ替え人形になったみたいで超楽しかったよ!」とボーイは語っている。

【動画】「マイ・ゴッド」MV　“美貌のカリスマ”七変化


なお、本作「ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ」の発売に伴うUKツアーは3月30日にスタートしたばかり。スコットランドのエディンバラで行われた初日公演では、スコットランドならではのタータン・チェックの巻きスカートをまとって登場し、喝采を浴びたということだ。

【動画】「キング・オブ・エヴリシング」MV


【動画】カルチャー・クラブ「カーマは気まぐれ」MV



■ リリース情報

ボーイ・ジョージ「ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ」
Boy George “This Is What I Do”
2014年3月26日発売(好評発売中)　定価2,600円(+税)

iTunes Storeでも配信中
https://itunes.apple.com/jp/album/this-is-what-i-do/id835728951


■ ボーイ・ジョージ　バイオグラフィー

1961年6月14日生まれの52歳。本名はジョージ・アラン・オダウド (George Alan O’Dowd)。MTVを通じて80年代に全米を席巻したイギリスのアーティスト群(デュラン・デュラン、ヒューマン・リーグ、スパンダー・バレエ、カジャ・グーグー、ユーリズミックスら)と共に、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの筆頭としてシーンを牽引したカルチャー・クラブのヴォーカリスト。

奇抜なメイク/ファッションと独特のハイトーン・ヴォイスを駆使した楽曲でヒットを連発。(とりわけビジュアル性が注目を浴びるも、ビデオや楽曲のメッセージ性やアーティスト性は際立っていた)1982年(カルチャー・クラブ)のデビューから現在までの総売り上げ枚数は、なんと1億5000万枚以上。

代表曲は「カーマは気まぐれ」。1984年2月に、ビルボード3週連続 No.1を記録(ちょうど30周年)、日本でもオリコン週間総合チャート1位を獲得(その他代表曲に「君は完璧さ」、「ポイズン・マインド」、「ミス・ミー・ブラインド」、「戦争の歌」など)

1986年にカルチャー・クラブは活動を休止。ボーイ・ジョージはソロ活動を開始し、1987年にアルバム「Sold」をリリース。1990年には「Jesus Loves You」名義で活動(同名義ではアルバム「The Matir Mantra」一作のみリリース)。1992年に、アカデミー賞脚本賞を受賞した同名映画の主題歌となった「クライング・ゲーム」(プロデュースはペット・ショップ・ボーイズ)がヒット。1985年と2000年に来日公演を行っている。 カルチャー・クラブはその後、1998年11月に活動を再開するが、翌1999年12月には再び活動を休止した。

本国オフィシャルサイト//boygeorge.com/