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アカデミー賞史上最多11部門受賞の名作「ベン・ハー」のリメイク製作が決定

2014年4月30日
1959年に公開され、第32回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞を含む史上最多11部門を受賞した往年の名作「ベン・ハー」をパラマウント映画とMGMが共同でリメイク製作することになった。

監督を務めるのは、2008年に公開された「ウォンテッド」を監督したカザフスタン出身のティムール・ベクマンベトフ。ベクマンベトフはハリウッド映画デビュー作となる「ウォンテッド」で全世界で3億4,100万ドルの大ヒットをもたらした。また、脚本には「それでも夜は明ける」でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリーとキース・クラークが加わり、製作は「ハムナプトラ」シリーズのショーン・ダニエルやジョニ・レヴィンなどが務める。

「ベン・ハー」はルー・ウォーレスの小説を原作にした一大スペクタクル超大作であり、過去に3度映画化されている。そのうち最も有名なのは1959年版のウィリアム・ワイラー監督、チャールトン・ヘストン主演作品。同年アカデミー賞にて11部門を獲得したこの記録は「タイタニック」と、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」がタイ記録を樹立するも未だに破られていない。

本作はユダヤの豪族の息子ベン・ハーが旧友の裏切りにあい、時代に翻弄されながらも奴隷として生き残り復讐にもえる歴史ドラマ。彼の数奇な運命を通して、移り変わる旧友との友情、そしてローマの圧政とキリストの最期と絡めながら描く。

「ベン・ハー」のリメイク版は2016年3月に全米で公開予定。