第68回トニー賞ノミネート発表！ イディナ・メンゼル、ブライアン・クランストンらが名を連ねる 授賞式は6/9WOWOWにて生中継

アメリカ演劇界で最も権威のある「第68回トニー賞授賞式」のノミネートが発表された。

本賞はニューヨークのブロードウェイで上演された演劇・ミュージカル作品を表彰対象としており、今年の授賞式は現地6月8日に行われる予定だ。

今年度、最多ノミネートを果たしたのはロイ・ホーニマンの1907年の小説を基に作られたミュージカル「A Gentleman’s Guide to Love & Murder」。ミュージカル作品賞を含む10部門でノミネートを果たし、大注目の作品となる。

世界中で大ヒットを記録する「アナと雪の女王」で「レット・イット・ゴー」を歌っているイディナ・メンゼルが「If/Then」でミュージカル主演女優賞にノミネート。昨年は同授賞式の司会を務めた「ママと恋に落ちるまで」のニール・パトリック・ハリスは「Hedwig and the Angry Inch/ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でミュージカル主演男優賞にノミネートを果たしている。

演劇部門では、「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが「All the Way」で主演男優賞にノミネート。「24- TWENTY FOUR -」でアリソン・テイラー役を演じたチェリー・ジョーンズはテネシー・ウィリアムズの戯曲「ガラスの動物園」で主演女優賞にノミネートを果たしている。

「ハリー・ポッター」シリーズで知られるダニエル・ラドクリフ主演の舞台「夢の島イニシュマーン」、「スター・トレック」シリーズのザッカリー・クイント出演の「ガラスの動物園」は共に演劇リバイバル作品賞にノミネート。映画化され大ヒットを記録したミュージカル「レ・ミゼラブル」も今年度のミュージカル・リバイバル作品賞にノミネートされている。

今年度の授賞式は、俳優のヒュー・ジャックマンが4度目となる司会を務めることが決定している。司会者やノミネート者、受賞者らがみせる圧巻の生パフォーマンスが大きな魅力のトニー賞受賞式は日本では6月9日(月)午前8:30よりWOWOWプライムで生中継が予定されている。

「生中継! 第68回トニー賞授賞式」WOWOWプライム
6月9日(月) 午前8:30 [生中継/同時通訳]
6月14日(土曜) 夜8:00 [字幕版]

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■ 主なノミネーション結果

【Best Play/演劇作品賞】
「アクト・ワン」(原題:Act One) 脚本:ジェームズ・ラパイン
「オール・ザ・ウェイ」(原題:All The Way) 脚本:ロバート・シェンカン
「カーサ・ヴァレンティーナ」(原題:Casa Valentina) 脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
「マザーズ・アンド・サンズ」(原題:Mothers and Sons) 脚本:テレンス・マクナリー
「アウトサイド・マリンガー」(原題:Outside Mullingar) 脚本:ジョン・パトリック・シャンリー

【Best Musical/ミュージカル作品賞】
「アフター・ミッドナイト」(原題:After Midnight)
「アラジン」(原題:Aladdin)
「ビューティフル - キャロル・キング・ミュージカル」(原題:Beautiful--The Carole King Musical)
「ア・ジェントルマンズ・ガイド・トゥ・ラヴ・アンド・マーダー」(原題:A Gentleman’s Guide to Love & Murder)

【Best Revival of a Play/演劇リバイバル作品賞】
「夢の島イニシュマーン」(原題:The Cripple of Inishmaan)
「ガラスの動物園」(原題:The Glass Menagerie)
「レーズン・イン・ザ・サン」(原題:A Raisin in the Sun)
「十二夜」(原題:Twelfth Night)

【Best Revival of a Musical/ミュージカル・リバイバル作品賞】
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(原題:Hedwig and the Angry Inch)
「レ・ミゼラブル」(原題:Les Miserables)
「ヴァイオレット」(原題:Violet)


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