人気海外ドラマ「ナース・ジャッキー」シーズン７で終了へ

人気ダークコメディ「ナース・ジャッキー」が、来年放送されるシーズン7で幕を閉じることが明らかになった。

米TVLine.comによると、ケーブルテレビ局のShowtimeは9月10日、2015年に放送するシーズン7で「ナース・ジャッキー」を終わらせると発表。シーズン7の台本あわせ初日に撮影した、メインキャストたちが「ザ・ファイナル・シーズン」という紙を持つ写真を公開した。

2010年に放送開始した「ナース・ジャッキー」は、”有能だがヤク中で不倫までしている”型破りなナース、ジャッキーが主人公のダークコメディで、リアルな演技が素晴らしいと全米が大絶賛。ジャッキー役を演じるイーディ・ファルコと、若き看護婦ゾーイ役を演じるメリット・ウェヴァーがエミー賞を受賞するなど、業界からも高く評価されている。

Showtimeの社長は、「イーディは我々と一緒に働いてくれる最高級の女優の一人。我々の局に彼女を迎えることができたのは、本当に光栄だと思っている」「イーディは忘れられないキャラクターを創り上げる才能を持ち、ナース・ジャッキー・ペイトンもまた歴史に残るキャラクターとなった。ファイナル・シーズンでジャッキーの物語は終わることになるが、年々増え続けるジャッキーの虜になった大勢の忠実なファンたちを、きっと満足させることが出来ると確信している」という声明を発表。主演女優のイーディのこれまでの功労を讃えた。

Showtimeはシーズン6が放送される前の今年4月に、シーズン7を制作/放送することを決定。同時にフィッチ役のピーター・ファシネリが降板することを明かし、ファイナルシーズンは近いのではないかという声が上がった。しかし、先月、「名探偵モンク」で知られるエミー俳優トニー・シャルーブがキャスト入りすると発表。重要な役どころとなるERの医者を演じると伝えられ、まだシーズン7以降も続くかもしれないとファンは期待を寄せていた。

ファイナル・シーズンとなる「ナース・ジャッキー」シーズン7は、アメリカで来年明けのミッドシーズンに放送される予定。