映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ジェームズ・ガン監督、主演クリス・プラットがオーディションに現れ不機嫌に！？ 「会いたくなかったのに・・」

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が、9月13日(土)に全国公開を迎えた。

本作は、史上最も運が悪いトレジャー・ハンター、ピーター・クイルと宇宙最凶のはみだし者達が、銀河存亡をかけた戦いに挑むアクション・アドベンチャー超大作。

クイルを演じるのは、本作への出演をきっかけに今ハリウッドで大ブレイク中の俳優、クリス・プラット。この作品以前はぽっちゃり体型で、大規模な作品の主役を務めた経験のなかった彼は、クイル役をオーディションでつかみとった。しかし、監督のジェームズ・ガンは当初、クリス・プラットに会うつもりはなかったと語っている。



「ビッグスターも、無名の人物も含め、その人数を実際にテストして、ぴったりの人物を探しました。彼らは素晴らしかったけれども、私を感服させるほどの人物はいなかったんです。そんな中、キャスティング・ディレクターのサラ・フィンが、クリスの写真を置いて、『この人はどうです? 会ってみませんか?』と言い続けてきたんです」

クリスを紹介された監督の感想は、「『パークス・アンド・レクリエーション』に出てるあの太った男?」だったそう。そして会う約束をしていないのにクリスが会場に現れ、少しだけ不機嫌になったと言います。「私はやや怒っていましたね。会いたくなかったのに、という感じです」しかし、この時が監督とクリスの運命の出会いだった。

「クリスが入ってきて、台本を読み始め、たった20秒で、『なんてことだ、この男だ』と思ったんです。クリスこそ、私たちが探してきた人物でした。彼が持っていた“これ”とは、彼自身であり、役割と人物は時に切り離せないものなので、それこそ私がこれだと感じたものなのです。私は振り返って、後ろに座っていたサラに向かって『彼だ』と伝えました」

当時、ぽっちゃりとしていたプラットだったが、監督はそれでもプラットが適役だと感じたという。

「彼が太っているのなら、世界は初の太ったスーパー・ヒーローを迎える用意をしなければならないという考えになっていました。なぜなら、それでも彼は、他のどの候補者よりも上だったんですから!」

プラットが作り上げたクイルは、威勢がよいプレイボーイで、敵を出し抜く悪知恵が働き、底抜けに楽観的で度胸満点の行動派。いつもはふざけていても「やるときはやる!」精神の、これまでのマーベル作品にはなかった新たなヒーローが誕生した。

監督も想定外!?の、全く新しいヒーロー、ピーター・クイルにご注目!

【動画】映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」予告編



■ ストーリー

史上最も運が悪いトレジャー・ハンター、ピーター・クイル。無限の力を持つパワーストーン<オーブ>をめぐり、凶暴なアライグマをはじめとする宇宙のはみだし者たちと結成した“宇宙最凶チーム”が、銀河滅亡を阻止する戦いに挑む!


■ 公開情報

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
2D/3D全国大ヒット上映中

原題:Guardians of Galaxy
全米公開:2014年8月1日
監督:ジェームズ・ガン
製作:ケビン・ファイギ
出演:クリス・プラット/ブラッドリー・クーパー/ヴィン・ディーゼル/ゾーイ・サルダナ/デイヴ・バウティスタ/ベニチオ・デル・トロ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
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