ヒュー・グラント、自分が出演した映画は大体キライ！？ “ラブコメの帝王”らしからぬ消極的な発言飛び出す

映画「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」など数多くのラブコメに出演しては、大ヒットさせてきた英人気俳優ヒュー・グラント(54)が、“元祖ラブコメ俳優”らしからぬ驚きの発言をし、話題を呼んでいる。

新作映画「The Rewrite(原題)」のプレミア会場にて、英The Mirrorの取材に応じたヒューは、「ぼくがこれまで出演してきた作品は大体嫌いなんだ。ただ、この作品(The Rewrite)は好きだよ」と驚きの告白をした。なんでも、今現在オファーを受けている映画への出演はほぼ断っているのだとか。

「この頃きているオファーはとりあえずほぼ断っているね。というのも、(演じるには)年をとり過ぎたと感じているんだ。ロマンチックコメディや、ショービジネス全般においてね。時々、出演することはあるけどさ」

マリサ・トメイと競演の新作映画「The Rewrite」は、かつてオスカーを受賞するも現在はスランプに陥っている作家キース(演:ヒュー・グラント)が、ハリウッドを離れ、大学で脚本について教えるというもの。

マリサ演じるシングルマザーのホリーとの恋愛模様も描かれており、同作品は“ロマコメ”というジャンルに分類されているが、ヒューによれば、「The Rewrite」は、これまで出演してきたロマコメ映画とはひと味違うのだという。

「(The Rewriteも)ロマンチックコメディだってわかっているけど、それはストーリーにおいてのほんの一部。この作品は、(人生に迷った男が)自分自身を見つめなおし、自分の人生において愛することができる、何か新しいものを探す作品なんだ」