米ワーナー・ブラザーズ、一挙に１６作の新作映画公開を発表！「ハリポタ」スピンオフ３作、DCコミック映画１０作など、「The Flash」映画化も決定

米大手映画スタジオ「ワーナー・ブラザーズ」が、一挙に16作の新作リリース予定を発表。現在、隆盛のコミック原作映画や、人気シリーズのスピンオフなど、盛りだくさんの様相だ。

ワーナーの現CEOケヴィン・ツジハラは、2016年から2020年にかけ、10作のDCコミック映画、3作の「レゴ」映画、そして「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフを3作リリースすることを発表。かなりの強力ラインナップが話題を呼んでいる。

米HollywoodReporterによれば、今回映画化されるのは、「ハリー・ポッター」シリーズより、副読本として2001年に発売された「幻の動物とその生息地」を原作にした映画「Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)」。本編と同じく、J・K・ローリング原作の今作は、2016年、2018年、2020年にわたり、シリーズ映画として公開される予定とのことだ。



加えて、昨年ヒットした最新スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」の続編である、「Batman v. Superman: Dawn of Justice(原題)」の公開日を、2016年5月から、同年3月へ変更することを公表。これは「キャプテン・アメリカ」の第3作との競合を避けるためだとされている。



また、大きなサプライズとなったのが、「The Flash(原題)」を、ワーナー独自で映画化することに関するアナウンス。同作は現在、グラント・ガスティン(24)主演で、ドラマシリーズの放送がはじまったばかり。一方でワーナーが制作する映画版では、テレビ版でグラントが演じるタイトルロールを、俳優エズラ・ミラー(22)が担うことを発表している。


そのほかのラインナップや詳細、全米公開日は以下の通り(タイトルはすべて原題)。

○「Batman v. Superman: Dawn of Justice」　監督:ザック・スナイダー、ベン・アフレックがバットマン役に抜擢、前作よりヘンリー・カヴィル(スーパーマン役)、ガル・ガドット(ワンダーウーマン役)、エイミー・アダムス(ロイス役)らが続投(2016年3月25日公開)

○「Suicide Squad」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画　監督:デヴィッド・エアー(2016年8月5日公開)

○「Wonder Woman」　「マン・オブ・スティール」シリーズと同じく、ガル・ガドットがタイトルロールを演じる(2017年6月23日公開)

○「Justice League Part One」　監督:ザック・スナイダー　ベン・アフレック(バットマン役)、ヘンリー・カヴィル(スーパーマン役)、エイミー・アダムス(ロイス役)が出演を認めている (2017年11月17日公開)

○「The Flash」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画、エズラ・ミラー主演 (2018年3月23日公開)

○「Aquaman」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画、ジェイソン・モモアが主演　(2018年7月27日公開)

○「Shazam」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画、ドウェイン・ジョンソンが敵役ブラック・アダムを演じる(2019年4月5日公開)

○「Justice League Part Two」　監督:ザック・スナイダー(2019年6月14日公開)

○「Cyborg」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画、レイ・フィッシャー主演(2020年4月2日公開)

○「Green Lantern」　同名のDCコミック原作のヒーロー映画 (2020年6月19日公開)

また、今年公開の映画「「LEGOⓇ ムービー」の続編として、2016年に「Ninjago」、2017年に「The Lego Batman Movie」、そして2018年に「The Lego Movie 2」が公開される予定とのことだ(タイトルはすべて原題)。