「glee」クリエイター、ライアン・マーフィーが新コメディ・ホラードラマ「Scream Queens」制作へ

「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」「glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」など、数々のヒットドラマを手がけてきた気鋭クリエイターのライアン・マーフィーが、新作ホラーシリーズを制作することが明らかになった。

米E!Onlineによると、FOXは、ライアンが手がける新作ドラマ「Scream Queens」を放送することを決定。大学のキャンパスが舞台のコメディ・ホラーアンソロジーで、2015年秋からファーストシーズンの15話を放送するという。

ライアンと共に「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」「glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」を手がけてきた”右腕的存在”のブラッド・ファルチャックと、「glee」の制作に脚本、監督、プロデューサーとして参加していたイアン・ブレナンも、「Scream Queens」の共同クリエーターを務める。「glee」のダンテ・ディ・ロレートも製作総指揮として参加する。

ライアンは、「ブラッドとイアンとまた一緒に、何かコメディ的な作品を作ってみたいなと思っていたんだ。みんなで楽しみながら『Scream Queens』を制作しているよ」という声明を発表。「コメディ・ホラーという新しいジャンルを開拓できればと思っている。毎シーズン、2人の女性にまつわるストーリー展開になる」とも明かし、「主役にぴったりの女性がいないか、すでに全米各地を探しているところだ。10人のサブキャラクターのキャスティンも行っている最中。ダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンの情熱には本当に深く感謝している」と語った。

FOXテレビジョン・グループの取締役とCEOであるダナとゲイリーは、「局における我々の最優先事項は、ライアンにうちの局で放送する新しいシリーズをクリエイトしてもらうこと」「ホラーとコメディという2つのジャンルを上手く混ぜ合わせ一つにした、この新作ドラマの全ての要素、設定には心底惚れ込んでいる。『glee』の素晴らしいクリエイティブ・チームが再結成して、真のホラーに、最高級のコメディシーンを盛り込み、多種多様の強烈キャラクターを登場させるのだ」と発言。早くも作品に多大な期待を寄せている様子だ。

ダナとゲイリーは、「『Scream Queens』は、すでにシリーズ化が決定している。重大な決断、コミットメントではあるが、我々がライアンを深く信頼している証だ。彼と仕事ができて本当に有頂天になっており、ブラッド、イアン、ダンテとも仕事ができることを、とても楽しみに思っている」ともコメントしている。